Aviutlでのエンコードエラー頻発
どうもAviutlでエンコードする際に、音声ズレ…というか、カットごとに動画の方がずれて出力されてしまい、音声と映像が合っていない動画が出力される事態に頻繁に悩まされている。
特に多いのが
- カットが多い動画
- シーンチェンジやエフェクトを多用する動画
をエンコードする際に目立つ気がする。
しかし、そういった要素を省いても、該当の動画をエンコードしてみると結果は変わらなかったりする…。
どうもフレームレートの規格?の違いによるもの、という記事が多かったので自分のケースにも当てはまるのか検証してみる。
CFRとVFRとは
「フレームレート」について分からない方は検索されたし。
結論から言うとVFRは動画編集ソフトでは非常に使いずらい!
VFR
Variable Frame Rate の略。
フレームレートが状況によって変わるタイプ。
動きの激しいシーンでは増えて、動きの少ないシーンではレートが下がります。
非常に合理的なシステムで、昨今のスマホやカメラはほぼVFRだそう。
CFR
Constant Frame Rate の略。
ハナからフレームレートが固定された動画。
30fpsだったら1秒間に30コマ。
これがどうなるかというと、動きが激しかろうが静止しているシーンだろうが、常に30コマのため、激しすぎるとカクカクなったり、動き少ないシーンばかりでも容量が重くなったりと一見デメリットが多いように感じます。
動画編集での問題点
Aviutlの方は30fpsで編集しております。
こうなると固定、CFRでの出力となります。
ですが扱っている動画はVFR…
おそらく、そこの齟齬がエンコード後の動画の映像ズレになって表れてくるのでしょう。
Aviutlでの解決策
L-SMASH Works File Reader
入力プラグインを利用することで変換が可能。
「ファイル」→「環境設定」→「入力プラグインの設定」→「 L-SMASH Works File Reader 」を開く。
「VFR->CFR」のチェックボックスにチェックを入れることで変換可能?
追記2020.04.01
この動画のエンコードの際もやはり動画ファイルがずれて出力されてしまった。
動画の長さ自体は短く、カットもまぁ多い方ではないだろう。
先に書いた 「VFR->CFR」 チェックも確認(再起動)済み。
なのにズレて出力された。
そしてエンコード後の編集画面を見ると、ちゃんと(?)ズレた状態の動画ファイルたちがそこに…。(この間ソフトは立ち上げたままでした)
何故エンコード前後で動画ファイルの再生位置が変わってしまうのだろうか…
ちなみにエンコードは、
- プラグイン出力
- 拡張VCE出力
- ビデオ出力 → プロファイル → H.264 VBR 標準
という状態。
せっかくPCがGPU(radeon rx vega m)積んでるんだから、それ使ってエンコードしたいと思いこういう手順を踏んでおります。
コメント
[…] まぁ主にこの問題です。 […]