最近コーヒーの販売をするにあたって色々調べていると、ビジネス用語で知らない言葉が増えてきて焦っている010コーヒーです。
皆さんはKPI管理やってますか?
KPI管理の定義
Key Performance Indicatorの略で、「重要業績評価指標」と訳すそうです。
訳してもわかりませんね。
順番にみていきましょう。
目標を達成するためには
ビジネスをするにあたって、目標を設定することは大変重要です。
「今年は売上1億円目指そう」とか、
「今シーズンで100件の成約を目指そう」とか。
目標が無ければ何事も行き当たりばったりになってしまい、今何が重要か、何が足りないのか、そもそも何をしているのかが不明瞭になってしまいます。
そこで立てた大目標を達成するためには、もちろん小さな項目の積み重ねが必要です。
つまりは目標の因数分解、可視化ですね(意味)。
010コーヒーで具体例
1億円を例に010コーヒーで例えるとすると、
- コーヒーがいくらで(単価)
- コーヒーがいくつ売れて(販売数)
- そのためにはどれくらいの人の目に留まって
以上を掛け合わせると1億円になるのかを定めていきます。
うちのコーヒーだと、1パック1000円なので、
1000×10万個販売=1億円達成!
となりますね(遠い目)。
でもって、10万個売れるためには、1個当たり何件のサイト訪問があったかを調べ、100件に1個売れているのであれば、
10万×100件閲覧=1000万訪問!
あればいいや!(涙目)ということになります。
具体的な行動を決められる
例えが悪いですね。ですがこうして大目標を達成するために、それを分解していき、各個撃破してくというのがKPI管理ということになるようです。
確かに「1億円だー!」「うおー!」と息巻いているだけでは何も始まりませんが、「じゃあ10万個売らなきゃ!」「そのためには1000万回サイトを見てもらわなきゃ!」「じゃあSNSのフォロワー何人いるんだ?」「いやいっそTV広告バーンと!?」などなど、細かな行動の計画が立てられるようになるわけです。
重要なポイント
細かく分解して、行動目標を設定するだけではいけません。
上記の例のように、「じゃあTV広告だ!」とかイキナリやってもおそらくうまくいきませんね。
まずは過去のデータや調べられる情報をあたって、各行動の重要性の精度を高めます。
「過去にSNSからの流入が1000~2000件/日であったから、そこの流入量を増やそう」とか
「検索からの訪問が50%だから、ここを60%に伸ばしていこう」とか。
次に行うべき行動が明確になるのです。
KPI管理導入のメリット
勘の良い方はお気づきでしょう。これは業種を問わずに適用できるのです。
特に小売りや営業には欠かせないと言われ、WEBマーケティングでも重要な項目のようです。
また、KPI管理を導入することで、行動の結果が数値として残り改善の具体化・効率化、さらには後年の行動の為の貴重なデータにもなるのです。
KPI管理の注意点
良い所尽くしのKPI管理ですが、注意点がひとつ。
それはKGIとの混同を避けなければならないという点です。
KGIとはKey Goal Indicator=「重要目標達成指標」つまりは「ゴール」となる目標のことです。
先の例で言うなら、「売上1億円達成!」はKGIで、「そのためにサイトの訪問者数を1000万にする」というのがKPIとなります。
目標達成の為に何をなすべきか迷っている方の一助になれば幸いです。
ついでにコーヒー飲んで一休みしてください。
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