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最近、電池の消費が激しいなぁ…
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電池が切れたけど、買いに行くのが面倒…
そう感じているあなた、もしかしたら損をしているかもしれません。
今回は、充電池と乾電池のコストパフォーマンスを徹底的に比較し、賢い選択術をお伝えします!
日常の電池代を節約したい方は必見です!
前提条件
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以下の条件で計算します。
- 充電池(Amazonベーシック):900円/4本
- 充電池の容量:800mAh
- 充電器(Panasonicの急速充電器「BQ-CC23」)の出力:550mA x 2
- 充電池は毎回使い切る
- 電気代:1kWhあたり30円と仮定
今回の検証であらためて感じたのですが、電力会社による電気代って結構違うんですね。ご自身がお住いのエリアの電気料金だけでも知っていても良いかも。
充電時間(今回の計算ではあまり関係ありません)
- 充電時間:800mAh / 550mA = 約1.45時間(1本あたり)
- 2本同時に充電する場合、(今回の充電器の場合は)充電時間は変わらず1.45時間
同時に何本も充電できたり、単3・単4併用できるモデルも。(リンクのモデルは単4だと出力が450mA)
電気代
- 充電器の消費電力:不明(充電器の仕様によって変動)
- 仮定:充電器の消費電力を10Wとする
1回の充電にかかる電気量:10W * 1.45h / 1000 = 0.0145kWh
1回あたりの電気代:0.0145kWh * 30円/kWh = 0.435円
買う手間
これは一概に金額に置き換えられませんが、電気店やコンビニに買いに行くのもコストなので、
リンク先の計算方法で買う手間を金銭に置き換えてみました。お暇な方は覗いてみてください。
⇒ 【参考】近場のコンビニに電池を買いに行くときの時間的・カロリー的なコストを計算してみた。
ここでは詳細は省きますが、買う手間=約180円として考えます。
※ネットで買ったとしても、送料がかかるので、コストは同じとみなします。
上記のような前提条件で、充電池と乾電池を比べてみます。
充電池の場合
- 初期費用:900円(充電池4本)+ 2200円(充電器)+ 180円(購入の時間的・カロリー的コスト)= 3280円
- 1回あたりの充電コスト:0.435円
- 1回あたりの充電池のコスト:3280円 / X回 + 0.435*X (何回使用するかで答えが変わる)
乾電池の場合
- 購入費用:250円(乾電池)+ 180円(購入の時間的コスト)= 430円
- 1回あたりのコスト:430円 / 4本 = 107.5円
損益分岐点は?
充電池を1回で使い捨てると、かかるコストは1本あたり820円(3280円/4本)となり、乾電池の約8倍も値段が高いことになってしまいます。
もちろんそんな使い方はしないと思いますが、では何回使用すれば充電池の方がコストパフォーマンスがあがるのでしょうか?
乾電池の1回あたりのコストが107.5円ですので、充電池のそれが107.5を下回れば良いと考えられます。
3280/X+0.435*x ≦ 107.5
38.5 ≦ x ≦ 208.7
およそ38回充電するくらいから、充電池のコストが99.4円となるため、充電器や電気代を含めても充電池を利用する方が良い計算になります。
1本ずつ使うことはあまりないでしょうから、2本1セットで使うと19回、4本同時なら9回充電するくらいでペイできる計算です。
私はカメラのストロボやオーディオレコーダーなどにもガンガン使っていたので、おそらく4本セットを30回以上充電しているので、120回として
3280/120+0.435*120 = 79.533…..
1本あたりのコストが80円を切っていることになります。
電気代を考えると、200回あたりから乾電池と同じコストになってくる計算になってしまいますが、
一回当たり1円以下と考えると、電気代は計算から省いても良いかもしれません。
※電気代を加味しないと、66回充電するあたりで乾電池の半分くらいのコスト、140回くらい充電すると乾電池がどんなに安値でも、充電池に軍配が上がると言えます。(010調べ)
結論
買い物に関する負担の感じ方や電気代などで答えは変わりそうですが、
充電器を買うコストや充電にかかる電気代を加味しても、充電池の方が1回あたりのコストは大幅に低く、コストパフォーマンスに優れていると言えるのではないでしょうか。
どちらにせよ、一度にまとめて購入すると単価を抑えられるので、まとめ買いがおすすめ。
補足
- 充電器の消費電力はあくまで仮定であり、実際の充電器の仕様によって変動します。
- 充電池の種類や充電回数によって、コストは変動する可能性があります。
- 乾電池もまとめ買いをすることで、1本あたりのコストを下げることができます。(今回のケースだと、単価25円くらいの乾電池はお得と言えそうです)
今回の計算では、充電池の使用回数をXとして、その回数が、充電池のコストパフォーマンスの高さがより明確になりました。
ご検討の材料になれば幸いです。
参考リンク
![010コーヒー](https://010laboratory.010coffee.work/wp/wp-content/uploads/2022/03/FOOLさんアバターバランス調整後.jpg)
計算大変だった…
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