LFOについて理解したい件

DTM

どうも、FrederickSumです。

前回はシンセサイザーの根幹「オシレーター」について振り返りました。

今回はシンセサイザーの音作りには欠かせない要素のひとつ、

LFO

について考察いたします。

LFOとは

略語ですね。

正式には

Low Frequenct Oscillator(ロー・フリークェンシー・オシレーター)

と書きます。

え?オシレーター?じゃあ音そのもので、前回と同じじゃん?

…と私も思っておりましたが、音そのものとしてのオシレーターとは

少し毛色が違います。

何が違うのか?

LFOは、同じオシレーターでも

音として聞こえない

波を発します。

厳密には人間に聞こえない低周波を発振する、といったところでしょうか。

「聞こえないんじゃ意味ないじゃない?」

ご指摘ごもっとも。

ですが、LFOは直接に音を発するために用いるのではないのです、

LFOの用途

LFOから発された低周波の信号は、

目的の部分に適用してはじめてその威力を発揮します。

以下に実際の手順を用いてその効果を見てみましょう。

今回はDAW「REASON」に搭載されているバーチャルアナログシンセである

「Subtractor」を使用します。

ビブラート効果

まずはこちらの動画をご覧ください。

オシレーターから発音された音が、うねるように変化していることがお分かりいただけると思います。

これがもっとも典型的なLFOの利用法のひとつ「ビブラート効果」の付与です。

LFOの対象先

オシレーターだけでなく、様々なものにLFOは適用できます。

アンプ

アンプに適用すれば、LFOに合わせて音量を変化させられます。

エフェクト

PANに適用すれば、LFOに合わせてパンニングするサウンドも簡単。

Sync機能を使うとアツい

大抵のシンセには「Sync」機能が備わっており、これをオンにすることで、

曲のテンポに合った変化を簡単に生み出せます。

これも言うより聞くが易し。以下の動画をご覧ください。

テクノやハウスシーンでよく聞くテンポに同期した音色の変化は、これを応用したものなのですね。

皆さんもLFOを活用して、ノリノリのサウンドを作り上げてくださいね。

それではまた。

written by FrederickSum2001

コメント

  1. […] であることは以前の記事で触れました。 […]

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