昨今、各種オンラインゲームや動画・実況、ラジオ番組収録など、個人のお宅でもマイクが活躍する場面が多くなってきたのではないでしょうか。
カゴシマニアも皆さんご存知の通り鹿児島県最弱WEBレディオの名に恥じず、
しょっちゅうマイクを片手にラジオ番組撮ったり、FOOLさんがゲーム実況したりしております。
現在使用しているマイク
ちなみにカゴシマニアが現在使っているマイクはこちら。
SONYのエレクトリックコンデンサーマイク「ECM-PCV80U」です。
最近はiPhoneのマイクもかなり音質が良いので、
収録で使うのは半分半分といったところですが、
やはりパソコンにダイレクトにつなげてそのまま録音できるというのは良いですね。
クラウド化が進んだとはいえ、
「アップロードして、ダウンロードして…」と
いう作業を繰り返しているとどうしても効率が落ちてしまいます。
うちのような弱小コンテンツは特に…
なのでUSBケーブルでダイレクトにパソコンにつなげるこちらのマイクは、
今のカゴシマニア収録においてなかなかに活躍してくれている存在なのです。
しかし…彼には弱点がひとつ…
付属スタンドが低い
付属のマイクスタンドが低い!
※というより高さ調整ができない。
いや、これはこっちの事情も関係あるので一概にソニーさんが
悪いわけではないのですが…(;’∀’)
- スタジオにあるテーブルの高さ
- MCたちの口元の位置
- このマイクスタンドの高さ
この三点がどうにも合わない!!
なので毎回、
- スタンドの下に本をかませたり
- MCが猫背気味で喋ったり
- スタッフがマイク持ってたり
などなどの(涙ぐましい)応急処置で対応していたのですが…
いい加減ちゃんとしたマイクスタンド買えや!!!!
…という声がそこかしこから(主に脳内)聞こえてきます。
しかし、だからと言って限られた予算が増えるわけでもありません。
そうなれば我々人類に残された道はただひとつ…
マイクスタンドを作ろう
そうDIY!
Do It Yourself!
無いモノは自らの手で生み出してしまえば良いの精神!(大袈裟)
かなり前置きが長くなってしまいましたが、
手元にある機材を活用しつつ、便利なマイクスタンドを作ろうという事に相成りました。
材料 -レシピ-
レシピは以下の通りです。
- 小型の三脚(今回はスタジオにあったultra pod)
- L字型のステー
- ネジ(M8と書いてあるサイズ。長さはお好みで)
- ワッシャー
- 蝶ナット(三脚用とM8ネジ用の2種類)
カゴシマニアは近所のホームセンターでステー、ネジなどを買ってきました。
1個ずつバラで買えたので、全部で400円くらいでした!
組み立て方
それでは組み立てていきましょう。
めちゃくちゃ簡単なので、記事にするまでも無いくらいですが。
1.付属のマイクスタンドを分解します。
「分解」と言っても、マイクホルダーとその台座部分を留めているネジを外すだけ。
大きめのマイナスドライバーがあれば簡単です。
2.L字型のステーを三脚のネジ部分に固定します。
ステーの厚みを考えないで買ってしまったので、
ネジの高さがかなりギリギリ(汗
飛び出したネジ部分を蝶ナットで締めて、ステーと三脚を固定します。
3.ステー上部にマイクホルダーを固定します。
こちらはM8サイズのネジが、このホルダーの元々の穴とジャストサイズでした。
この時、気持ち固めに締めておきましょう。
いざマイクをハメた際に、ここが弱いとマイクが「グルンッ!」と回転して、
マイクやテーブルなどを痛めてしまう原因になります。
4.各部を調整して完成!
ね?
簡単でしょ?
5.マイクをセットして、いざ収録!!
付属のマイクスタンドに比べ、
- 可動箇所が増えた事によって微調整ができる
- 高さが稼げる
- もともと折り畳み式の三脚なので、コンパクトに収納できる
などなどのメリットを獲得することができました。
お値段もお手ごろなので、使用者も多いだろうこの「ECM-PCV80U」。
付属スタンドに不満のある方で、ご予算に限りのあるそこのあなた!
ぜひ一度お試しください!
制作におけるストレスがすこーし緩和されること請け合いですぞ!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カゴシマニア流マイクスタンド自作講座。
今回は工具も特に使いませんでした。
もちろんあれば使った方が綺麗で早く効率的に出来ると思います。
ですが今回は
「現場での微調整が簡単にできる事」
という点も考え、敢えて手で使える「蝶ナット」を使ったりして、
工具を使わない方向で考えてみました。
我々と似たような境遇の、低予算コンテンツ・オーナーも多いはず!
少しの予算と、少しの工夫で、もしかしたら今あるお悩みは解決できるかもですよ!
※なお、このレシピはカゴシマニアが今あるモノで適当に考えたものであり、あなたのマイク環境改善を保証するものではありません。また、分解・工作はすべて自己責任で行ってください。かかる工作で発生した如何なる怪我や損失も、カゴシマニアは補填できません。悪しからず。
※この記事は、2018年4月24日にカゴシマニアブログに掲載されていた記事を、加筆・修正したものです。が、今もこのスタンド大活躍中です。
written by STAFF
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