NFT=Non-Fungible Token=非代替性トークン。
仮想通貨、暗号資産で取り沙汰されたブロックチェーン技術上で発行されるトークンで、改ざんが困難なことからデジタルな映像コンテンツやアート作品の作者(保有者)のデータを結び付け、著作の証明が容易になる。
…という仕組みらしい。
ちょっとこれだけでは理解できないが、要はデジタルな作品の著作権が暗号資産と同じようにコピペとかで容易に複製できない、もしくは複製しても著作権の訴求が容易になったと認識しておこう。
これまでは自分の作品をPixivやSUZURI、Audiostockなどにアップし、なにがしかの形でマネタイズしようとしてきた。
アーティストやクリエイターにとって、自分の作品の利益で飯が食えることほど理にかなったことはない。
なぜなら創作活動にはどうしても時間がかかる。
限られた生命活動の中で、「生きる」ために就労し、「空いた時間」で作品を生み出すことには、ある種の「非効率性」が伴う。
なにより「空いた時間」なんかで良い作品が出来るか!(言い訳)
より良い作品を生み出すためにも、良いクリエイターの作品が悪意あるコピペや盗作に権利を害されない手段が増え、そしてクリエイターが正当に潤う事は良い事だと思う。
と、能書きはこれくらいにして、
あなたの作品をNFT化して、オンリーワンな作品とし、世に安心して知らしめてまいりましょう。
まずは「S!NG」をiOS端末にダウンロード
S!NG をiOSにダウンロードしてください。
どうやら2021年10月15日現在では、iOSのみ対応の様子。
まぁこの辺は徐々に使いやすくなるor新しいサービスが生まれてくるでしょう。
(現にCoinbaseはNFTのマーケットプレイスを開始するようです)
ダウンロードが完了したら、
アプリの指示に従ってメアドを登録し、アカウントを作成しましょう。
アカウントの作成はこれだけ。
あとは自分の作品をこのS!NGに登録すれば、その時点でNFTが付与され、
この作品を作ったのは「誰」が「いつ」作ったものなのかが証明されるという寸法。
しかし、このままでは自分の作品を販売することはできない。
rarible に作品を投稿するために、ETHのウォレットを作成
ETHが運用できるウォレットについては、こちらの記事でちょっと調べてみました。
私は一旦手軽に始められたTorusにしました。
登録した作品をraribleで出品
「S!NG」上からNFTマーケットプレイスである「rarible」にアップできるみたいです。
が。
そうしたNFTマーケットプレイスでは出品にある程度の手数料を取るところがほとんどとのこと。
「S!NG」利用者だけ無料、ということは無いだろうと思われるので、
「rarible」のほうでもアカウントを作成しましょう。
「rarible」でアカウント作成
NFTマーケットの「rarible」でもアカウントを作りましょう。
こちらの方では、いくつかのウォレットがあれば、それに紐づいてアカウントが作成できる。
「作品」を出品しよう
ページ右上の「Create」ボタンをクリック。
「作品名」や説明文、価格、ロイヤリティーなどの作品情報を設定して、いざ出品!
あなたの芸術が、それを必要とする方の手に渡り、あなたのクリエイティブに資することを祈ります。
他のマーケットプレイスも比較しよう
NFTマーケットプレイスに出品するには手数料が発生します。
そうなると出品者としては手数料は安い方が助かります。
色々調べてみると出るわ出るわ。
- AdambyGMO
- CoincheckNFT
- Rarible
- OpenSea
- SuperRare
GMO凄いな…手早い。そしてさっそくYouTuberのhikaru氏は2億円のコンテンツを販売中!
この中で唯一AdambyGMOが日本円対応。
CoincheckNFTはイーサリアム以外の通貨でも決済出来ることが目立ちますな。手軽さは一番。
Raribleはアカウント作ったけど、手数料が12,000円くらい必要(ETHで0.0413 ETH)なので、まだ出品できず。
OpenSeaが一番賑わっているイメージ。
SuperRareが後発なイメージ。
(イメージ多くてすいません)
とりあえず、なんとか出品してみたいので、AdambyGMOのアカウントも作ってみた。
が、今はβ版のようで、一部クリエイターのみ1次出品が許可されている模様。
※一次出品とは、作成者が作成した商品を本サービスを通じて初めて出品する場合を指します。
https://support.adam.jp/hc/ja/articles/4405076859161-%E5%87%BA%E5%93%81%E6%96%B9%E6%B3%95%E3%82%92%E6%95%99%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%8F%E3%81%A0%E3%81%95%E3%81%84
手数料負担がまぁまぁデカい!
ということでraribleとAdambyGMOの二つのアカウントを作ってみたが、
作品は生み出せど、出品にかかる手数料がまぁまぁな金額。
連日のETHの高騰が影響しているのだろうか。
ともあれ、数千円程度の作品では、手数料の方が高い、なんてことも考えられるので、
「投資」と考えて出品するのはもう少し様子を見た方が良さそう、というのが私の着地でした。
ただ、おひとりで130作品とか出品している方もいるので、
ちょっとOpenSeaも覗いてきます。
参考リンク
- 今さら聞けないNFT(マーケットで販売するまでの流れが分かりやすい)
- 【比較・一覧】NFTマーケットプレイスのおすすめ5社と特徴を徹底解説(こちらも手数料などの表があって見やすい)
- NFTマーケットプレイス「Adam byGMO」のβ版がローンチ
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