Bastl InstrumentsのMicroGranny 2は、サウンドデザインの可能性を大きく広げる、ユニークなサンプラー。
シンプルな操作と多彩な機能が融合し、個性的なサウンドを生み出してくれる!
…のですが、実はゼロイチゼロコーヒーは全然使いこなせておりません。
自分のために、手順をメモしておくことにします。
まずはド基本から。
ちなみに何が障害となっているか
プレイングはシンプルなんですよ。
ボタンを押せば音が出る。
ただ、シンプルなインターフェース故に、時にボタンの同時押しが必要になるので、そこでつまずいている気がします(;^ω^)
再生
まぁここは直感的にわかる。
手前の6つのボタンを押すことで、そこにプリセット or サンプリングされた音が鳴る。
プレイするだけなら迷うことは何もありません。
BANK選択
microgranny2には「Pr.0」から「Pr.9」の、合計で10個のバンクがある。
直感的にみると、本体左側にある上下の矢印キー(UP/DOWN)を押すかと思いますが、
それだけだと「最後に押したボタンの内容が切り替わる」のです。
まぁそれでも出音は変わるのですが、それはひとつだけ。
全6ボタンを変えるには、
本体左側の〇(PAGE/PRESET)ボタンを押しながら、矢印キーを押す必要があります。
これで表示が「Pr.0」から「Pr.1」へと変わっていくのです。
「Pr.0」から〇+矢印で↓を押しても、「Pr.9」へは移動しません。ループはしておらず、0から9、9から0へと移動するしかないようです。
プリセット選択
BANKを0~10で選んだあとは、プリセットを選びます。
それぞれにBANKには「Pr.01」~「Pr.06」のように、6種類のプリセットが保存できます。
その選択方法は、先ほどの〇(PAGE/PRESET)ボタンを押しながら、
四角いプレイボタンを押すことです。
こうすることで、そのBANKのプリセットを移動できます。
BANK選択が終わり、〇ボタンを離して数瞬のあと、7セグメントLEDの表示が切り替わってしまいます。
なので「BANK選択からそのままプリセット選択するには、〇ボタンを押しっぱなしにしなければ…」と思いがちですが、そんなことはなく、他の動作から〇ボタンと四角いプレイボタンでもプリセット選択ができます。
保存できるサウンドの合計
全部で10BANK。そこに6個ボタンがあるので、10×6プリセット×6ボタンで、
合計360種類のサウンドが保存できます。
サウンドメイク
各ボタンにプリセットされている音色を、4個のノブで編集できます。
※上記のボタンは、左下に二つある〇ボタンのうち、上側の〇ボタン(PAGE/PRESET)を押すことで切り替わる緑と青のLEDで役割が切り替わります。
以下の数字は、LEDが緑のときはアラビア数字の役割、LEDが青の時は漢数字の役割だとお考え下さい。
- 1:SAMPLE RATE:サウンドのピッチ。
- 2:CRUSH:ディストーション。
- 3:ATTACK:アタック。
- 4:RELEASE:リリース。
- 壱:GRAIN SIZE:グレインループのサイズ調整。0では設定されず、次のSHIFT SPEEDも機能しなくなる。
- 弐:SHIFT SPEED:グレインループのスピードを調整する。レンジは-127から128で、設定値が0であればループは固定されます。(マイナスでは逆方向へ)
- 参:START:スタートポジション。サンプルは1024分割されている。
- 四:END:エンドポジション。スタートより前にはできない。
とりあえず…
これでとりあえず「BANK、プリセットを切り替えて、音色を鳴らしつつ編集ができる」ようにはなったかなと思います。
ちなみにこのモデルはすでに生産終了?しているようで、後継機の「MicroGranny MONOLITH」が販売されているようです。
Bastl Instruments / MG MONOLITHデスクトップで楽しめるガジェット系グラニュラーサンプラーの定番がブラックPCBの筐体で新しく生まれ変わりました。楽しい楽器がたくさん!アンブレラカンパニーさんのサイトでもフィーチャーされています!
その2はサンプリングについて書いてみようと思います。気長にお待ちください。
オリジナルのブレンドコーヒーを販売しておりますが、今年は音楽もセットになったアイテムも販売しております!
なんとカセットテープ!MicroGrannyは使っていませんが、ローファイでチルアウトな雰囲気のトラックを作らせていただきました。
在庫残り僅か。ご興味あればぜひ。
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