今回は、

派手さはいらない、とにかく使いやすいキーボードが欲しい!
という方に向けて、ProgresTouch RETRO AS-KBPD08のレビューをお届けします。

結論として、シンプルなフルサイズキーボードを求めている人には間違いなく「買い」と言えます。
なぜProgresTouch RETROを選んだのか

最近のキーボードは派手なLEDや特殊な形状のものが多く、シンプルで信頼性の高いキーボードを探すのが逆に難しくなっています。
そんな中で出会ったのが、このProgresTouch RETROです。
製品の基本情報
- メーカー:アーキス(Archiss)
- 接続方式:有線のみ(USB接続)
- キー配列:日本語JIS配列108キー(フルサイズ)
- スイッチ:静音赤軸
- 価格帯:11,000円前後
ProgresTouch RETROの特徴

シンプル・スタンダードでいいのよ!
1. デザイン性
- 日本語カナ表記のないシンプルさ
- クラシカルで無駄のないシンプルなデザイン
- 省スペースながらフルサイズ
- LEDは右上のCapsロックなどのインジケータのみ!
2. 打鍵感
- 静音赤軸採用による快適で落ち着いた打鍵感
- 反発は軽め
- 打鍵音はとても控えめ
- 疲れにくい
3. 実用性
- テンキー付きフルサイズ
- 一般的なキー配列で迷いにくい
- 高さ調整可能な折りたたみ式スタンド
- PS/2接続対応(変換アダプタ付)
- 1年毎日数時間使用しても、印字の消えない耐摩耗性
実際の使用感レポート

ここでは010コーヒーが1年使用して感じたことをまとめます。
文書作成での使用
- 静音性が高いので、周りを気にせず使える
- 長時間タイピングでも疲れにくい
- エクセル作業もテンキーで快適
趣味用途(ゲームやDTM)での使用
- フルサイズ故にゲームプレイにも必要十分な性能
- 打鍵音が家族の睡眠を妨げない
- Nキーロールオーバー対応
- 応答速度も十分
- アーマードコア6やGTA5なども普通にプレイ可能
他製品との比較

導入までに悩んだフルサイズキーボードたちを列挙しますので、ご参考に。

FILCOも試したくなってきた。
有線フルサイズキーボード比較表
モデル名 | 接続方式 | スイッチ | テンキー | 備考 | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
ProgresTouch RETRO | 有線 | 静音赤軸 | あり | シンプル・静音 | 11,000円前後 |
Logicool G512 | 有線 | 選べる | あり | ゲーミング感強め、重い(1㎏程度) | 14,000円前後 |
REALFORCE R2 | 有線 | 静電容量 | あり | 値段が高い!・高性能 | 20,000円前後 |
Razer Cynosa V2 | 有線 | メンブレン | あり | ゲーミング感強つよ | 8,000円前後 |
FILCO Majestouch | 有線 | ロープロファイル赤軸 | あり | ロープロファイル良い | 15,000円前後 |
デメリット
デメリットはほとんど感じませんが、あえて挙げるとするなら…
🔌 無線接続非対応
それを狙って買ったので当たり前ですが、有線オンリーです。
ケーブル管理が必要で、もちろんモバイル使用には不向きなので、モノを減らしたい方はちょっと気になるかも。
🎮 ゲーミング特化機能がない
これも当たり前ですが、キーが光りません。
光らなくて良いのですが、ただ部屋を暗くしないといけないとき、キーを探しにくくなります。

まぁ部屋を暗くして使うことはほとんどないですね…
また、専用ソフトなどはないので、ゲーミング用途で何かコマンドをどうこう…みたいなこともできません。
こんな人におすすめ
✅ おすすめの人
- シンプルで使いやすいキーボードを求めている
- 静かな打鍵音を重視している
- テンキー付きが必須
- 信頼性の高い有線接続を好む
- 予算1万円前後で探している
❌ おすすめできない人
- ゲーミング向け機能が必須
- RGB LEDを求めている
- 無線接続が必須
- コンパクトなサイズを求めている
結論:ProgresTouch RETROは「買い」か?
シンプルで信頼性の高いキーボードを求めている人には間違いなく「買い」です。
理由としては、
- 必要十分な機能かつシンプル
- 優れた静音性
- 信頼性の高い有線接続
- 手頃な価格帯
- 長期使用に適した堅牢性・耐摩耗性
最後に、このキーボードは「無駄にピカピカ光らなくて良し!必要十分な機能を持つキーボードが必要!」という方に、自信を持っておすすめできる製品です。
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自作PCドキュメント
010コーヒーでは予算15万円での自作PCドキュメント記事(動画付き)を公開しております。
このキーボードも、自作をきっかけに、BIOS起動の際に無線のキーボードでは都合が悪かろうということで購入を決めました。
MDL.make

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