こんにちは!
今回は、自作PC製作の際に最重要とも言えるグラフィックボードについて、特にNVIDIA GeForce RTX3060のレビューをお届けします。
動画編集やゲーミングPCを全体の予算15万円程度で組みたい方に、ぜひ見ていただきたい内容となっています。
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結論として、「コスパ最強」と言えるでしょう
RTX3060を選んだ理由
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グラフィックボードの選定で最も重要なのは、価格と性能のバランスだと、010コーヒーは考えております。
最新のRTX4060やRTX4070といった選択肢もありますが、予算15万円の自作PCでは、他のパーツとのバランスを考えると、RTX3060が非常に魅力的な選択肢となります。
現在の販売価格は新品が5万円前後で推移しており、少し値上がり傾向ですが、探せば4万台前半でも見つかるので15万円の予算配分としては適正な範囲に収まります。
なぜRTX3060がおすすめなのか?
グラフィックボードは自作PCパーツの中でおそらく最も高額な部品の一つです。
予算15万円で組む場合、グラボには3万円から5万円程度を割り当てるのが一般的です。
この価格帯でベストな選択肢のひとつがRTX3060と言えます。
同価格帯グラフィックボード比較表
モデル名 | ブーストクロック | メモリ容量 | 価格帯 | 発売年月 |
---|---|---|---|---|
RTX3060 | 1777 MHz | 12GB | 4万円前後 | 2021年2月 |
RTX3050 | 1777 MHz | 8GB | 3.5万円前後 | 2022年1月 |
RX6600 | 2491 MHz | 8GB | 3.5万円前後 | 2021年10月 |
RTX4060※A | 2460 MHz | 8GB | 5万円前後 | 2023年7月 |
※価格は2024年2月時点の一般的な市場価格です。
※クロック速度は標準モデルの参考値です。メーカーによって異なる場合があります。
※A:何やらネットでは「ゴミ」呼ばわりの声あり。動画編集者には魅力が薄いかもしれない。買うなら予算頑張って4060Tiにすべし。
RTX3060で何ができる?
ゲームの場合
✅ フルHD(1920×1080)解像度
- ほとんどのゲームで快適に遊べます
- eスポーツタイトルなら100FPS以上で動作
- 最新の大作ゲームでも設定を少し下げれば60FPS以上
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負荷が高いと言われていたアーマードコア6も、なんなら4kでもいけそうです。
❌ 4K(3840×2160)解像度
- 4K解像度でのゲームプレイは非推奨(60FPS維持はきついかも)
- 最新ゲームではカクつきの可能性大
動画編集の場合
✅ できること
- 4K動画の編集作業
- YouTubeへの書き出し
- ライブ配信
❌ 気を付けること
- 複数エフェクトの同時適用は重くなる可能性あり
- 8K動画の編集は非推奨
- グラボを編集に利用するにはそもそもソフト側の対応が必須
RTX3060購入のメリット・デメリット
メリット
💰 価格が手頃
- 15万円の予算に無理なく収まる
- 他のパーツにもお金を回せる
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価格がこなれているのは大きい!
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他のパーツも妥協は最低限にしたいですもんね。
🎮 十分な性能
- フルHDゲーミングが快適
- 動画編集も問題なくこなせる
🔧 省電力設計
- 500W電源があれば十分
- 発熱も抑えめ
デメリット
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まぁここは予算的にしょうがないとも言えますね
⚠️ 最新世代ではない
- RTX4000シリーズより性能は劣る
- 新技術への対応が限定的
📺 4K性能に不安
- 4Kゲーミングには向かない
- 将来的な高解像度化への対応が怪しい
実際の購入時の注意点
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初心者の方は新品にした方が安心!
🏢 メーカー選び
何はなくとも大手メーカーの製品にしましょう。
- ASUS
- MSI
- GIGABYTE
など
大手メーカー品で安心できるポイントとして、以下の点があげられます。
- 故障時のサポートが充実
- 品質が安定している
- 保証期間が長い
中古もありますが、ものによっては仮想通貨のマイニングで疲弊しきった個体もあるので注意。初心者は見極めが難しいと思われます。
💳 適正価格
昨今グラボの価格は上昇傾向なので見極めが難しいですが、
- 新品:4-5万円が目安
- これより高いとやや割高か?
- これより安いと中古や並行輸入の可能性
どんな人におすすめ?
✅ おすすめの人
- 15万円程度で自作PCを組みたい
- フルHDでゲームを楽しみたい
- YouTube動画の編集をしたい
- コストパフォーマンスを重視する
❌ おすすめできない人
- 4Kゲーミングをしたい
- 最新技術にこだわりがある
- プロ向けの動画編集をする
- 予算が潤沢にある → 4060以上にしなさい
結論:RTX3060は「買い」なのか?
「15万円自作PC」という条件なら、間違いなく「買い」です。
理由としては、
- 予算配分が適切
- 性能は必要十分
- 電力効率が良好
- 将来の売却も容易
などがあげられます。買い替えの際も価格が上昇傾向なので、中古需要もあるでしょう。
自作に自信がなければBTOパソコンがおすすめ
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ある程度パーツへのこだわりや知識があっても、初心者の方や初めての方は、いざ自分で組み立てるとなると、私のようにドキドキしながら何時間もかけて作ることになりかねません。
そんなときはBTOパソコンを利用しましょう。
好みのパーツや予算に合わせて、プロがあなただけのPCをオーダーメイドしてくれます。
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同じ予算なら、プロに組んでもらう方が安心ですね。
【付録】おすすめの組み合わせパーツ
実際に購入したパーツなど
【参考例】予算15万円でバランスの良いPCを組むなら
- CPU:Core i5-12400F(3.5万円。12世代が良い感じらしい)
- マザーボード:B660(2万円。010はもうちょっと予算割いてこちらにしました)
- メモリ:16GB(1.5万円)
- 電源:600W(1万円)
- ケース:(1万円)
- SSD:1TB(1.5万円)
- グラボ:RTX3060(4万円)
合計:14.5万円
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これで動画編集もゲームも快適にこなせるPCの完成です!
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動画編集の際の書き出し速度は爆上がりでしたね
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