AIをフル活用して電子書籍を書いた話

ライフハック

皆さんはどのようにAIを利用しているでしょうか。

010コーヒーは、記事作成はもちろん、思考整理やリサーチなどにフル活用しております。

そしてその一つの集大成として、「電子書籍」デビューも果たしました。

今回はその経緯をまとめてみたいと思います。

本記事では、AIを活用してどのように電子書籍をリリースしたかの実体験をご覧いただけます。

なんで電子書籍?

自分の経験を共有したい。

共有することで、壁を感じている人の役に立ちたい。

そこから収益を上げたい。

以上の理由で書くことを決めました。もともと広告業界や出版業界でライティングの仕事に就いていたので、書くことが好きというのもあります。

書いてみて感じたこと

やはり書くこと、知識を共有することは楽しい

本のタイトル通り、執筆には各AIの力をたくさん借りました。

ただ、AIの出力をそのままコピペでは、「私が書いた」とは言えません。

もちろんAIの出力を自分なりに吟味し、必要な所とそうでない所を分けたり、構成を練り直したりもしました。

構成を練り直すのは編集の仕事と似ているかも。

KDPの使いにくさ

結構使いにくかった。

KDP(Kindle Direct Publishingの略)というAmazonで電子書籍を出版することをサポートするツールがあります。

絵本や漫画しか対応していなかったり、アップできるファイル形式が異なったりと、日本語版はまだβ版という感じ。

でも使わないと推奨されているファイル形式(KPFファイル)でアップできないので頑張って使いましょう。

気になる収益は?

010コーヒー
010コーヒー

執筆して数日でこんなに!?

…と、共有したいところですが、どうも規約でAmazonでの販売推移などの公開は違反になるようです。

なのでキャプチャ画像などは公開できないのですが、出してみてすこーしだけ収益はありました。

すでにブログやライティングで収益を得ている方は取り組む価値があるのではないでしょうか。

AIの活用ポイント

コピペは非推奨

これは「絶対ダメ!」というデータや根拠があるわけではありません。

あくまで「AIを活用して、2冊電子書籍を出した人間の感想」としてですが、まるまるコピペは辞めた方が良いです。

そこに創造性があれば別かもしれませんが、あなたが世に伝えたいこととは少なからずズレがあると思います。

私はこの2冊ではほぼすべての結果を加筆・修正・削除しております。

内容が間違っていれば論外ですが、ニュアンスの違いや、蛇足と感じた部分は徹底的に修正しました。

なので、必ず出力結果を自分でも読んで、違うところは消すなり、修正するなりすることをおすすめします。

調査とまとめには大変便利

「本を書こう」とする人間の脳は、必ずコンプリケイテッド、混濁しています。

その混濁を整理し、理路整然と並べられるのがこれまで良い著者とされてきました。

ただ、その作業をさせるにはAIは非常に優れていると感じました。

頭の中に漫然とある思考をとりあえずAIに指示することで、無駄が省かれクリアになります。

プロンプトはしっかり

本書の第3章でも述べていますが、AI利用にあたり一番重要なのがプロンプトです。

これはAIへの指示という意味であり、これを基にAIは動き出します。

ここが曖昧だったり、文章が破綻していたりすると、それなりの結果しか出力されません。

中には普段はめったに使わない言葉が、AI相手には非常に有効だったりということがあったので、AIの力を最大限引き出すために、プロンプトについてしっかりと調べておきましょう。

まとめ

とにかく「本を書く」というのは敷居の高い作業です。

それがAIを有効に活用することで非常にハードル低く始めることができる世の中になりました。

もちろん、これは初心者だけではなく手練れのライターにとっても有効なので、ライバルに差をつけるには工夫が必要ですが、それでも第一歩を踏み出すには良いきっかけだと思います。

ご興味のある方は、ぜひ本書を手にとって、あなたの知識を広める手助けにしてください。

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