
左手デバイスって本当に編集効率上がるの?

010コーヒー
これ、私もずっと疑ってました。でも…KB16を試したら、正直“ヤバい”です。
これまでキーボードショートカットを活用したり、よく使うコツをまとめたりと、動画編集時間の短縮に努めてまいりました。
それでもSpeed Editorや「左手デバイス」などのハードウェアへの憧憬は捨てられませんでした。
そこに飛び込んできた「高コスパ」と話題の左手デバイス「KB16」をついに導入し、かつ動画編集にバッチリとハマりましたので、そこのところをまとめてみます。

動画編集のスピードを上げたい!

左手デバイス気になるけど、高くて手が出しにくい…
そんな私と同じ悩みを抱えるあなたの参考になれば嬉しい!
所有欲大満足!コスパ最強の高品質デバイス

今回購入した「KB16」というデバイスは、1万円前後という、2~3万円が相場の左手デバイス界隈では良心的な価格設定が目をひくアイテムでした。
多数の動画レビューを見る限り、高品質であることは確実そうですが、やはり低価格であることから、実際に手元で見るまでは、「言うても安物なのでは…」という懸念がありました。
が、先入観、見事に覆されました。
KB16は見た目もビルド感も本当にしっかりしています。
安っぽさゼロで、ガジェット好きな人間(=私)の所有欲もがっちり満たしてくれるクオリティ。

010コーヒー
この価格帯でこの満足度…正直“コスパ最強”と言いたい。
「俺はこうアサインで爆速」—よく使うキー割当て
DaVinci Resolveで一番面倒なのは、動画の不要部分をひたすらカットしていく作業。
キーの割り当て
そこで自分はこんな感じでKB16にキーを割当てしていますよという紹介。

それぞれのキーが何のショートカットになっているかは、前回の記事を見てくれ。
そして大きいノブには
- 時計回り:右矢印
- 反時計回り:左矢印
をアサインして、カット編集時に「ちょっとだけ移動したい」ときに、ノブで微調整できるようにしている。
手の位置
手の位置は、左手の中指が基本的には「K」キーや「I」キーの上に置いてあります。
人差し指と薬指はそれぞれ「L」キー、「J」キー辺りに自然に置いてある感じです。
右手はノブを握っている感じ。
こうすることで、動画の再生・巻き戻しを柔軟に行うことができます。
順番としてはカットモードで
- 左手人差し指で再生(「L」キー=左手人差し指)
- 不要箇所の頭でイン点を設定(「I」キー=左手中指。「K」キーからすぐ上)
- 再度再生し、不要箇所の後部でアウト点を設定(「O」キー=左手人差し指)
- カット(「BackSpace」キー=左手中指)
これでひたすらにカットしていきます。しかし、イン点やアウト点は微妙な修正が必ず発生します。
そういう時は以下の方法で調整します。
- 右手のノブで微調整
- 左手小指でクリップ先頭・後端へ瞬間移動
- 間違ったらマクロキー(ここではM1)で「Undo」
カット中は、この小さなKB16だけで操作が完了します。
こうすることで、カット編集時にキーボードやマウスに手を伸ばすことがほぼなくなりました。
これだけで作業時間が体感1.3~1.5倍速になったように感じます。

010コーヒー
もう元には戻れません。
圧倒的神操作!回転ノブで「精密移動&拡大縮小」
個人的に最大の衝撃は「ノブ」!

010コーヒー
DTM界隈でもノブは正義ですが、動画編集でも当てはまるとは…
タイムラインを1フレームずつスイスイ動かせるこの衝撃を、ぜひ未体験の方には知ってほしい!
これまでマウスから手を放して、矢印キーでいちいち移動していた細かい箇所も、ノブでまさに“思いのまま”です。

システムさん
これは…手放せませんね。
KB16のおかげで編集が激変した理由
- ショートカット群を左手に固め、右手はノブに固定→「両手完全分業」&「腕の移動撲滅」でスピード激増、疲労激減
- 細かい編集点の調整や、繰り返しの移動作業が超快適に
- 持ってるだけでテンション上がる、作業スペースがちょっと誇らしくなる
上記だけでもすでに1万円分の元は取ったと感じています。
個人的には「左手デバイスの時代に突入した」気分。

010コーヒー
“時短&ストレス激減”したい編集マン、今すぐ使ってみてほしい!
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【編集後記】
他にもいろんな左手デバイス試してきましたが、コスパと快適・高品質のバランスでKB16がダントツと言えます。
ここでは説明を省きましたが、マクロ設定や階層設定があるので、その他の細かい使い方もどこかでご紹介できれば…質問あればコメントやSNSでどうぞ!