【はじめに】電気用品安全法(PSE法)に関する注意点
まず前提として、本記事で行う「スマートプラグを利用した遠隔でのヒーターの利用」は、火災の危険があるため、推奨されない方法となることを理解したうえで読み進めてください。
日本の電気用品安全法では、ヒーターなどの高出力家電をスマートスイッチやリモート操作で制御することは違法となる可能性がありますと言及しています。
特に、
- ✅ ヒーターをリモート操作することは、火災リスクがあるため危険
- ✅ 法的に禁止されている場合があるため、使用前に確認が必要
- ✅ 安全対策が取られていない場合、事故につながる可能性
そのため、SwitchBotをヒーターの遠隔操作に使うことは推奨されません。
なお、上記はあくまでも販売する事業者への規制目的であるため、一般消費者はその対象ではありませんが、「禁止されている行為」ということを踏まえた利用をする責任はあると思います。
本記事はあくまでも利用する際は誰かが自宅内におり、緊急の際にはすぐに対処できる環境下で利用した結果です。
電気用品安全法は、電気用品の製造、輸入、販売を規制し、電気用品による危険や障害の発生を防止することを目的とした法律。約450品目の電気用品を対象としており、その中で特に安全上の規制が必要なものとして116品目が「特定電気用品」として指定されています。
古いヒーターを遠隔操作したいあなたへ
寒い冬、仕事から帰宅すると部屋が冷え切っている…そんな経験はありませんか?
また、ヒーターをつけっぱなしにして外出し、外出中ずっともやもや電気代が気になることも。
どっちもめちゃくちゃ経験ある!
つけっぱなしだと何より危ないですしね
それらの悩みや不満を解決してくれるのが、SwitchBotプラグミニです。
SwitchBotとは?
SwitchBotは、スマートホームデバイスの総称で、家庭内の家電や照明を遠隔操作できる機器です。主に、物理的なスイッチを押すことができる小型のデバイスで、スマートフォンや音声アシスタントを通じて操作します。
今回使用するSwitchBot「プラグミニ」は、スマホアプリを使ってリモートで電源のON/OFFを管理できるデバイスです。
✅ SwitchBotプラグミニの特徴
- 遠隔操作可能(スマホアプリで制御)
- スケジュール機能(毎日決まった時間にON/OFF設定)
- 簡単取り付け(コンセントに差すだけ!)
- 予算3000円以下(今回は1個1,980円で購入)
これを使えば、タイマー機能のない古いヒーターでもスマホで操作可能!
⚠ ただし、ヒーターの遠隔操作は電気用品安全法(PSE法)に違反する可能性があります。
ヒーターを遠隔管理するメリット
SwitchBotプラグミニを使うことで、以下のようなメリットがあります。
✅ 帰宅前に部屋を温めて快適に
寒い冬、帰宅したときに部屋が冷えているとツライですよね。
SwitchBotミニプラグなら、帰宅30分前にスマホでヒーターをONにできるので、暖かい部屋でリラックスできます。
✅ つけっぱなし防止で電気代節約
ヒーターをうっかり消し忘れて外出…そんな無駄をなくせます。
アプリからすぐにOFFできるので、電気代の無駄遣いをカット!
✅ スケジュール設定で節約&効率的な利用
毎朝決まった時間にヒーターをONにし、出勤前に自動でOFF。
無駄なく計画的に暖房を使えるので、節約につながります。
⚠ ただし、法律に違反しない範囲での使用が必要です。詳しくは次の章で解説します。
電気代はどれくらい節約できる?
当ブログの利用しているセラミックヒーター(SANYO R-CFD12C)は1120W。
これを利用した電気代の計算は以下のようになります。
✅ 1時間あたりの電気代
34.72円(1120W × 31円/kWh)
✅ 1日3時間使用すると…
34.72円 × 3時間 = 104.16円
※010ブログは部屋にこもって記事を書くときは8時間くらい書いているので34.72円 × 8時間 = 277.76円。
✅ 1ヶ月(30日)では…
104.16円 × 30日 = 3,124.8円
✅ 1日30分短縮した場合の節約額
34.72円 × 0.5時間 × 30日 = 520.8円の節約
✅ 1日1時間短縮した場合の節約額
34.72円 × 1時間 × 30日 = 1,041.6円の節約
SwitchBotの費用回収までの期間
どうも私は費用の回収を考えてしまうので、計算してみました。
今回購入したSwitchBotは約2,000円。
上記の節約効果を考えると…
- ✅ 1日30分短縮 → 約3.9ヶ月で回収
- ✅ 1日1時間短縮 → 約1.9ヶ月で回収
約2ヶ月で元が取れる計算になります。
十分コスパが良いと言えますね!
【代替案】スマホ連携内蔵型やサーキュレーターと併用
冒頭に述べたように、スマートプラグでの暖房器具の使用は推奨されていません。
火災を招く危険があるため、利用には注意が必要ですが、できれば法にも触れずに堂々と利用したいものです。
その代替案を考えてみました。
スマホ連携内蔵
ヒーター自体に、スマホとの連携を内蔵しているタイプなら安心できそうです。
天下のDysonの「Pure Hot + Cool」が、スマホでの操作ができる機能を標準装備です。
値段がやはり高めなので、010的には「じゃあエアコン買うか…」ってなってしまいそうです。
サーキュレータと併用
推奨されるのは、直接の危険性のないサーキュレーターとの併用のようです。
ただ、これだと「不在時に出先から暖房オン!」という狙っていた用途から外れるので、もう少し煮詰めたいところ。
オイルヒーターに利用
暖房器具のなかで比較的安全と言われているオイルヒーターで利用する方法も候補にあがりそうです。
それでもトラッキングによる火災の危険はぬぐえませんが、それはどの電化製品も同じでしょう。
SwitchBotプラグミニを安全に運用するなら、
- サーキュレーターの操作に活用する
- オイルヒーターに利用する
などの方法を検討するのがおすすめです。
まとめ:SwitchBotはこんな人におすすめ!
✅ 古い家電をスマート家電化したい人
✅ 電気代を節約したい人
✅ スマホで遠隔操作したい人
✅ 3000円以下で手軽にスマート化したい人
⚠ ただし、ヒーターなどの高出力家電の遠隔操作は法律違反の可能性があるため、エアコンやサーキュレーターでの活用を推奨します。
SwitchBotミニプラグを活用して、快適&節約ライフを実現しましょう!
もちろん、くれぐれも法律を遵守し、安全性を考慮した上でご使用ください。
関連アイテム
SwitchBotといえば、本記事のようなプラグ型よりも、物理的に押してくれるタイプが人気のようです。
一般的な電気のスイッチはこちらの方が導入が楽そうです。
物理スイッチ
ハブ
ハブ利用することで、部屋の温湿度をチェックしたり、リモコン家電の操作が可能になります。
これで家全体をスマート化しましょう!
公式サイトで買うと割引!
知らなかった…
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