もうサムネイルからしてコーヒー屋さんは見ないわけにはいかない動画でしたが、その中で気になる言及がありました。
それが以下の部分。
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チェスプレイヤーを対象に行われたドイツの研究では、カフェインを飲んだプレイヤーの勝率が10%近くアップしていたという結果になった。これはチェスの世界ランク戦でいうと2000位くらい順位があがるということだ。
「【要約】ヤバい集中力 1日ブッ通しでアタマが冴えわたる神ライフハック45【鈴木祐】」(動画)より引用
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え?これやばくね?(あわよくばこの効果を喧伝してうちのコーヒーの売り上げも…)
今回はこのことについて、AIさん方の力を借りながら調査・分析していこうと思います。
【注意】本記事は専門的に研究された方々の発言や記事を引用させていただきますが、それらをあくまでも素人の010コーヒーがまとめ、意見をいたします。よって記事の内容は眉唾であり、資料的価値は皆無であることをここに明記しておきます。くれぐれもご容赦ください。
AIさんに聞いてみる
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チェスのプレイヤーの勝率とカフェインについて調べた、ドイツの研究について詳しく教えて。
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しょうがないわね…
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最近AIさんの力に頼り切りを最大限活用しているので、今回もお願いしてみた。
概要
研究の方向性
- ドイツの複数の大学とストックホルム大学の合同研究チームは、チェスプレイヤーのパフォーマンスに対するカフェインの影響を調査しました。
- 研究チームは、カフェインがチェスプレイヤーの認識能力やパフォーマンスにどのような影響を与えるかを実験的に検証しました。
- この実験では、カフェインの他に、認識能力を強化する効果が認められている興奮剤のメチルフェニデートやモダフィニルも合わせて実験されています。
メチルフェニデート:脳機能の一部向上や覚醒効果を主な作用とする精神刺激薬。
モダフィニル:覚醒を維持するための精神刺激薬。
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怖い名前がいきなりでてきたけど、どっちも食品には含まれていないようです。
実験内容
- 39人の参加者に、カフェイン、メチルフェニデート、モダフィニル、またはプラセボ(偽薬)のいずれかを投与しました。
- 参加者は、投与後にコンピューターと15分間のチェス対局を20回行い、その後、神経心理学的なテストを受けました。
- 実験では、合計3059回のチェス対局が行われました。
実験結果
- カフェイン、メチルフェニデート、モダフィニルのいずれかを摂取したプレイヤーは、プラセボを摂取したプレイヤーよりも、自分の手を長く考える傾向が見られました。
- つまり、プレイヤーは熟考するあまり、通常よりもプレイが遅くなる傾向が見られました。
- しかしながら、カフェイン摂取によって、チェスのパフォーマンスが向上したかについては、明確な結果は出ておりません。
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いや結果でてないんかーい!!
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ソースはgigazineさん、premierchess.comさん、スポーツ栄養学会さんを参考にさせていただいております。
その他の情報ソース「Methylphenidate, modafinil, and caffeine for cognitive enhancement in chess: A double-blind, randomised controlled trial」
gigazineさんのところにリンクがあったもの。
これがガチの資料っぽかったので、ちょっと読んでみました。
どうやら上記の成分をそれぞれ200mgずつを投与してからゲームをしたようだ。
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コーヒーでいうと2~3杯くらいか。
上記のまとめと同様、思考する時間が増えるという明確な結果はでたが、「チェスのパフォーマンスが向上した」という結果はみられなかったようだ。
010コーヒー的結論
「集中力を高めたい」という目的ならば、カフェインは有効だということが分かりました。
ただそれは「普段よりもパフォーマンスが向上する」ということとはイコールでないことに注意する必要がありそうです。
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「カフェイン Amazon」で検索すると、どちらかというと「脂肪燃焼」にフォーカスしたサプリメントが人気のようでした。
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コーヒーの脂肪燃焼効果も興味深いですね。
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