HP社製ハイエンド・ノートPCである「spectre」シリーズ。
公式サイトでも「マスターピース」と銘打たれているだけあって、
非常に高性能・高品質で、しかもオシャレと三拍子揃ったシリーズとなっております。
ですが、性能とお値段はまぁ比例します。
私も購入に踏み切るまで、それはもうネットを駆使して調べまくりました。
今回はその結果を共有してみたいと思います。
皆さんの今後の糧になればこれ幸い。
スペック
詳細は公式サイトに譲るとして、こちらでは以前まで010ラボが使っていたPCである「Lavie LS350」とのスペック比較をやってみたいと思います。
CPU
core i7-8705G 搭載。
Lavieがi3-4000Mだったので、世代的には5世代も進化!
もうそれだけで比較するまでもない感じですが、一応。
PassMarkさんにて比較した結果です。
スコア的には3倍以上の開きが…
(お値段は7倍近い差がありますが…)
動画制作や音楽制作など、重めの作業もやっておりますが、
CPU使用率が100%とかなる事ほとんどありません。
余裕を感じる…。
ストレージ
LavieはHDDで500GBくらいでした。
当時としては大きめの容量だったと思いますので、この点はそんなに重視しておりませんでした。
動画とか結構保存していても、足りなくなることはありませんでしたし…
が!!
Spectreの方はSSDで1TB。
容量の大きさは置いておいて…
動画でもタイトルにしていますが、SSDはやっぱり早い!!爆速!
PC開く → 電源入れる → 操作可能になる
の流れが、数倍近い差をつけて早くなりました!
(測ってませんがおそらく数秒単位で起動完了します)
HDD特有の「カリカリカリ…」というあの音が(当たり前ですが)まったくしなくなり、排熱ファンの音のみ。これは最初は結構驚きます(すぐ慣れますが)。
メモリ
動画編集をするなら、というか重たい作業には欠かせないのがメモリ!
ここは結構重点を置いて探しました。
Lavie = 8GB(拡張不可能)
Spectre = 16GB
Lavieの方も当時は大きい方でした。
が!
16GBはやはり余力を持って作業できている感がアリアリです。
パソコンがカクつく事がほぼなくなりました。
寸法&重さ
Lavieは380×260×28mmで2.3kg。
Spectreは359×249×19~21mmで2.13kg。
若干だけっ!…小さく軽くなりました。
体感的にはディスプレイのベゼルが狭くなり、画面が大きいので、数値以上に軽くなった気がします。
もちろん15インチなので、13インチレベルの軽快さは期待してはいけません。
その辺はもう覚悟の問題ですね(ヲイ)。
グラフィックボード
ここが最大のポイントでした。
なかなかしっかりグラボ積んでいるノートPCは少なく、頭を悩まされました。
Lavie = intel HD graphics 4600
Spectre = Radeon RX Vega M
FireStrikeでのスコアは、
660 対 6192
これはオンボードとはやはり比較になりませんね。
おかげさまで動画のエンコードが劇的に早くなりました。
具体的には、30分の音声にほぼ静止画のみの動画(60FPS)のエンコードが、
Lavieで5~6時間掛かっていたものが、
わずか30分から1時間で終わります。
(まぁFPS下げろよと言われてしまえばそれまでなのですが、それでもこの速さは非常に快適です)
ちなみに最新モデルのSpectreでは「GeForce GTX1050Ti」を搭載。
さらに処理能力があがっていました。(羨ましい…)
まとめ
PC新調のきっかけ
動画をエンコードするたび物凄い時間(5~6時間)とられていたので、
「これでは作業が捗らなすぎる…っ!!!」
とPCの前で苦悶する日々…。
これがPCを新調するうえで最大の要望でした。
精神衛生上も凄く良くないと思っていたので、思い切って
「グラボ搭載のノートを手に入れれば解決じゃね?」
と探し始めたのが運の尽きでした…。
なにせノートPCで重たい動画編集をやろうというのがそもそもニッチ。
要望にかなう良いスペックのPCは
デカい of 高い
今度はその2択で頭を悩まされる日々…
そこで出会ったのがHP社製の「Spectre」シリーズでした。
クリエイティブな用途を意図したシリーズであり、
(サイズは大きくなりますが)グラボも別途搭載。
マウスコンピューターなどのBTO勢やDELL、Lenovoなどなど様々なメーカーのPCのスペックと価格をメモること数カ月…
結果この「Spectre x360」をチョイスしたことは大正解でした。
成果はご覧の通り(どこ?)。
動画をはじめとしたコンテンツの製作スピードが爆速(?)くなりました。
比較したPC抜粋
以下に私が比較したPCの一部を抜粋しておきます。
当時(2018年)とはモデルや価格に違いがありますので、あくまで参考までに。
※DELLの2in1タイプ。そのくせハイパワーで、かなり心が揺れました。しかもタッチディスプレイで、何より軽量。携帯性を重視する方は候補に挙がるかと。
※こちらのモデルはグラボは無いものの、core i7で15インチモニタ、SSD搭載かつ重量が約1.5㎏と軽量!持ち運ぶ大画面と考えれば候補に挙がるか…。
※ThinkPad、Lenovoになってたんですね。この「CARBON」も候補に挙がっておりましたが、グラボが…。しかし非光沢液晶、メモリも16GBと非常にパワフル。グラボ要らない方は要チェックアイテムです。てか値段安くなってる(涙)
※まぁこんなに要求するスペックがあるなら、「自作したら?」と言われてしまうのも仕方ありません。うちのPONさんが読んでたので、腕に覚えのある方はどうぞ。
比較表ダウンロード
上記で散々言っている他メーカー製PCたちのスペックや価格など、
自分用に作ったnumbersアプリの表で良ければこちらに張り付けておきますので、持って行ってどうぞ。
以上、かなり手前勝手ですがまとめてみました。
皆さんのPC新調の際の参考になれば幸いです。
written by Tatsuya
※ゲーミングスマホ!?グラフィック性能が問われるのは、普通3Dゲームとかする時ですよね汗。昨今はこんなハイスペックスマホも出る時代か…ゲーム目的なら、モバイル端末も検討してみては。
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