前回自作PCのCPUについて書きました。
今回はなんとなくケースについて書きます。
パーツ選びの方向性
「費用対効果」「コストパフォーマンス」を重要視して選ぶという大テーマは変わらず。
ケースそれ自体は、PCの性能に直結しません。
ですが、搭載できるマザーボードや電源の規格、拡張性や冷却性能などには影響するため、
重要なパーツであると言えるでしょう。
010コーヒーでは
- 価格
- 大きさ
- 対応マザーボード
- 搭載できるCPUクーラーの大きさ
以上のポイントで使用するケースを決定しました。
ミニタワーは候補外
予算は限られているものの、今後の拡張性やパワーアップも考えて、
マザーボードはATXを積みたかったし、
動画編集もするのでグラボやCPUもある程度のパワーのあるものを積むと考えると、
電源もしっかりしたものを積みたい。
そしてCPUクーラーも小さいと怖いのでできるだけ大きいものを…
と考えると、まず「ミニタワー」にカテゴライズされるものは候補から外すことにしました。
このThermaltakeのケースは価格がかなり安いので、用途が明確ならこちらでも良さそう。
価格は高くても2万以内
次に価格。
中核となるCPUやグラボに予算を割きたいので、ケースは抑えめにしたい。
Lian Liというメーカーのミドルタワーケースを一瞬候補にいれましたが、当時は25、980円で予算オーバー。
また、DTMにおすすめとのことで、DeepcoolのCH510も候補に入れましたが、「剛性に難あり?」というご意見もあり見送り。
CPUクーラーのスペース
昨今のCPUは発熱がレベチとのことで、CPUクーラーもリテールクーラーではなく、メーカーのゴツイのを、と考えておりました。
いずれは水冷式も…
…とかも頭をよぎりましたが、素人の私はメンテナンスやトラブルのことを考え、ネット上に情報の多い空冷式クーラー一択でした。
なんとなくなイメージでサイドフローにしようと思っていたので、高さを気にしていましたが、トップフローで性能が良いのがあれば、ここはあまり気にしなくても良さそう?
この辺でNZXTというメーカーが目に留まり、見た目のカッコよさや性能、価格などの面で良さそう、といくつか候補に入れだします。
購入したのはNAXT 『H5 FLOW』
結論から申し上げますと、私はNZXTの『H5 FLOW』という製品を購入しました。
24年10月現在:ヴァージョン2になってさらに良きものになっていた。
サイトや商品写真の雰囲気からシンプルな佇まいが気に入っていたので、買う前から「なんとなくここかなー」と思い、いくつか商品をピックアップし、その中から選びました。
対応力
- CPUクーラーは高さ165mmまで
- グラフィックカードは長さ365mmまで
- マザーボードはATX、マイクロATX、ミニATXに対応
- 裏側にHDD、SSDが固定できる
上記のように、レイアウトや構成の柔軟性が高いと判断しました。
特に私のように「これが最適解!」と決断できない自作PC初心者におすすめです。
最悪パーツ選びで失敗しても、あとから交換できるという心の余裕は尊い。
エアフロー良さそう
実はノートPCでは結構発熱に悩まされていたので、
冷却性能も気になるポイントでした。
ケースそれ自体は「エアフロー」という概念があるようで、要は通気性でしょうか。
このH5 Flowはなんとケース下部にもファンが搭載されているため、
吸気口が多い・吸入した空気をグラボに当てられるという点が気に入りました。
結論:私はこのケースにして良かった
価格は当時14,500円程度。もっと安いケースはいくつもありましたが、
総合的にみてこのケースに決めました。
この記事を書くまでの10か月ほど、ケースに関しては不満点は1個もありませんので、
自信をもっておすすめできます。
候補アイテム
以下に最後まで悩んだほかの製品をご紹介。
NZXT H7 Flow
ミドルタワータイプのケース。
サイドパネルがどちらもツール無しで開けることや、最大で360mmのラジエータもサポートするなど、利便性・拡張性共に申し分ありません。
ただ、値段が高く(検討時点で18,222円)、H5に軍配。
H5 Elite
価格も当時17,000円程度で、最後まで悩みました。
サイドだけでなく前面もガラスパネルだったので、010ラボには「おしゃれすぎ」たために却下。
Cooler Master MasterBox MB511
性能的には申し分ないのですし、クーラーマスターなのでエアフローも信頼できます。
完全にデザインの好みの差でH5 Flowにしました。
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