ワイヤレスイヤホンでゲームしたいけど、遅延が気になって踏み切れない…
非常に多くのゲーマー悩ませるこの問題。私もその一人です。
特にアクションゲームや音ゲーなど、タイミングが重要なゲームでは致命的な問題になりかねません。
今回、そんなゲーマーの切実な悩みを解決してくれる「EPOS GTW 270 Hybrid」を購入しましたのでご紹介いたします。
果たして、これは本当にゲーマーの求めていた理想のワイヤレスイヤホンなのでしょうか？
結論：遅延ゼロ。ゲームする時のワイヤレスイヤホンに一番の要素をクリア。
従来のワイヤレスイヤホンとは一線を画す驚きの低遅延性能
EPOS GTW 270 Hybridの最大の特徴は、付属の専用USBドングルを使用した際の超低遅延接続。
一般的なワイヤレスイヤホンでは100ms以上（概算）あった遅延が、なんとわずか40ms程度まで低減されています。
一般的なワイヤレスイヤホンでは、Bluetoothの接続方式やコーデックによって異なるものの、ゲーミングには気になるレベルの遅延が発生することがあります。バージョンは5.0以降として、コーデックについては以下をご参照あれ。（細かいことは他で調べてね）
- aptX LL：映像と音声のズレが少ないため、動画鑑賞やゲームに適している。約40ms。GTW270はこれ（ドングル必須）。
- SBC：ほぼすべてのワイヤレスイヤホンはこれ。およそ200ms。0.2秒。アクションゲームやリズムゲームだともう無理。（良い動画があったので以下参照のこと）
人間の脳の処理速度が33Hzくらいらしいので、40msの遅延は人によっては≒ゼロと言ってもよいのでは。（010は分からなかった）
ハードなFPSで、ディスプレイも120FPSゴリゴリとかのハードユーザーはまだまだ有線、もしくはレシーバーでしょうね。
実際のゲームプレイでの体感
言わずもがなですが、低遅延性能がもたらすメリットを、実際のゲーム体験から伝えますと…
- 格闘ゲームの必殺技の入力時に、音声と操作の一体感を実現
- 音ゲーでのプレイにも対応可能な応答性
- FPSでの足音による敵の位置把握も正確に行える
音質面
とにかく低遅延を目指しての選択だったのですが、音質もGOODです。
これも購入後に知ったのですが、「EPOS」とはあのゼンハイザーのゲーミング部門とのことで、買ってからさらに安心しました。
Nintendo Switchとの相性抜群！マルチデバイス対応の実力
これでSwitchでの高音質かつ完全ワイヤレス環境実現！！嬉しい！！
それがやりたかったんですもんね。
Switch側のBluetoothではコーデックがSBCのようなので、低遅延ならドングル必須でしょう。
付属のUSBドングルを直接Switchのドックに接続するだけで、超低遅延の音声を楽しめます。
スマホでも、USB Type-C変換アダプターを使えば同様の体験が可能です。
接続方法が選べる
ゲーミング用途で購入しましたが、通常のBluetooth接続にも対応しているので、通常のワイヤレスイヤホンとしてももちろん使えます。
優れた機能性とタフネス
見た目は小ぶりで、ごく普通のワイヤレスイヤホンという趣ですが、結構タフネスにも気を配っているようで
- IPX5防水規格で万が一の水没でも安心
- 軽量設計で長時間装着も快適（まじ軽い）
- EPOS Gaming Suiteで好みのサウンドに調整できる（使ってない）
バッテリー性能
フル充電で約5時間の連続使用が可能。
充電ケースを使えば合計15時間まで延長できます。よほどゲームに一日をささげない限り、余裕で乗り切れる性能です。
まとめ：EPOS GTW 270 Hybridは買いなのか？
特に以下のような方におすすめです：
- ゲーム中の音声遅延にストレスを感じている方
- Nintendo Switchを含む複数のデバイスで使いたい方
- 音質よりも遅延の少なさを重視する方
この記事を読んで気になった方へ
残念ながら、EPOSはゲーミング界隈を徐々に縮小することを決定したようです。（アフターサービスはそのまま継続）
まだ中古はあるようなので、EPOS GTW 270 Hybridの詳細スペックや最新価格は以下のリンクから、在庫状況も合わせてご確認ください。
コメント