コロナ影響下のトランプ相場について

チャート 資産運用

本日昼頃にiSPEED FXにあがってきたニュースより。

これは終わりではない。終わりの始まりですらない。

おそらく始まりの終わりなのだ。

ウィンストン・チャーチル

なにやら怖い引用で始まったニュースを見て、現在の為替相場がどうなっているのか、後学の為に分析してみようと思ったので。

久しぶりの為替のお話です。

お断り

当記事の内容は、
あなたの投資の成功を全く、確実に、絶望的に保証しません。
素人が勉強の為に書いているだけですので、本格的に資産運用を考えている方は、ちゃんとプロのアドバイザーに頼りましょう。

当記事を参考にした投資でいくら損失を被っても、
当方は一切関知いたしません。
また、今回の内容などについて質問されても、あんまりちゃんと答えられないかもしれませんすみません。

トランプ相場?

新聞

かの大統領の事なのは分かるが、氏が就任して以降、どう変化があったのか?

就任時の相場

トランプ氏の米第45代大統領就任が2016年11月9日。

その日のドル円は安値で101.20円。

ダウ平均の安値が18252.55ドル。

ダウ最高値更新

「トランプノミクス」なるものがあったらしい。

第45代米大統領に選出されたドナルド・トランプ氏による経済政策の呼称。「強いアメリカ」を目指し、所得税・法人税などの大型減税、インフラ投資の拡大、大規模な規制緩和策などを打ち出した。同じく大幅な減税や規制緩和などを行ったレーガン第40代米大統領による「レーガノミクス」と比較されることも多い。

https://www.nomura.co.jp/terms/japan/to/A02933.html より引用

上記のような政策の結果、2020年2月12日には史上最高の29568.57ドルまで、なんと約162%もの上昇が見られたそう。

それが昨今の新型ウイルスの世界的な影響で18213.65ドルまで下落。

一転して38%の転落でほぼトランプノミクス効果帳消し。

おそるべしパンデミック。(騒ぎ過ぎな気もする)

相場格言

「上げ100日、下げ3日」という格言があるそうだ。

読んで字の如く、上昇トレンドを形成するには100日=長い時間がかかり、下がる時は一気に下がるということだそうだ。

短期トレードをする人なら「あるある!」と感じる言葉ではなかろうか(涙)

この比率通り、「上げ1114日、下げ34日」だったそうだ。格言おそるべし。

過去の米国の弱気相場での下落率は38%で、それが戻るまで2年4カ月かかっているそうひえー!😱

「三割高下に向え」という格言もありますし、やっぱり30%の値動きはひとつの指標なのか…

過去の米国相場の傾向

チャート

米国の過去の弱気相場はどういう値動きをしたのか?

S&P500種株価指数(日経平均的なもの?…と思ったらトピックス的なものらしい)が「弱気相場」の目安になる直近高値からの下落率20%以上を記録したケースが、過去93年間に13回あるそう。

その13回のうち、1年以内に米国経済がリセッション(景気後退)入りしなかったのはわずかに2回…

リセッション局面は14回あったそうなので、そのうち11回が弱気相場からのリセッション入りとなるというこの関連性の高さは無視できませんね…

今後どうなる?

まぁわたし如き烏合の初心者が云々できるわけもなく。

コロナショックはますます波及するでしょうし、米経済の落ち込みもイキナリ反転はしないでしょうし、オリンピックは延期でしょうし…

こういう局面って、勝手に「安全資産に流れる=円高」とか「金価格上昇」とか思っているのですが、そのようになっているのでしょうか?

ドル対円

世界のお金がドルに流れ、対ドル通貨は軒並みドル高になっていますが、対円は3月9日に101.171円の安値を付けてからはジワジワ上昇の円高傾向。

2月20日の112.224円が当面のターニングポイントになるようですが、その後どうなるかなんてとてもわかりません…

金価格

ゴールド

普段全然金価格なんて見ないので、現在がどういった状況なのかはさっぱりです。

日足チャートを見るに、3月10日を境に急落し、また急騰という動きを見せているようです。

ドル引き上げからのロスカット買い…みたいな事が起きているのでしょうか?

ビットコイン

ビットコイン

「デジタルゴールド」(とか言ったやつ出てこい!)とか言われていたビットコインですが、あれからどうなったのでしょうか?

いろいろあったみたいですが、直近はやはり3月8~9日の急落。そして3月12、13日の大暴落でしょう。

驚くべきことにわずか1週間で45%ちかくの暴落…

溶けちゃった有志達の姿が目に浮かびます…合掌。

つまり…

私のようなチンケな投資家にはまるで見当つきません。

でもセオリー通りの円高、とかにはならない気がするので、ポジション取りは小さく、静観するが吉、と思いました。

最後に自分の為に。

「待つも投資」

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チャート上に他の通貨ペアのチャートをオーバーレイできる点が魅力的なサービス。

ニュースや考察サイトで頻繁に出てくる「ユーロ/ドルではこうだが、ユーロ/円ではこうで…」とかの比較。

あれを一気に見れるメリットはこういう変動が大きい相場では特に役立ちそう。

参考リンク

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