【レビュー】「ZOOM H4n Essential」32bitフロートで簡単高音質!初心者にこそ最適なオーディオレコーダーだこれは!

H4essential サムネイル DTM

ZOOM H4essentialは、高音質録音と使い勝手の良さを兼ね備え、初心者の方でも手軽に高品質な録音を始められるオーディオレコーダーです。

FrederickSum2001
FrederickSum2001

32bit Floatは、初心者・ビギナーにこそ必要な機能だ!

主な特徴

公式サイトより引用
  • XYステレオマイク内蔵: 環境音やインタビュー録音に適したクリアなステレオサウンドを実現。
  • 最大4トラック同時録音: 音楽制作やポッドキャスティングなど、幅広い用途に対応。
  • 32bitフロート録音: 広いダイナミックレンジで、音割れの心配なく録音可能。
  • スマホアプリ「H4essential Control」で簡単操作: Bluetooth接続で、録音レベル調整や録音開始/停止などがスマホから可能。
  • 充実の基本性能: 最大130dB SPLの耐音圧、外部マイク/ライン入力、ローカットフィルターなどを搭載。
  • 優れたモバイル性: コンパクトで軽量(スマホより軽い!)なボディと単3電池駆動により、どこでも気軽に持ち運び可能。

初心者にとって嬉しいポイント

  • 直感的な操作インターフェースとアプリ操作により、初めてでも迷わず使える。
  • 良心的な価格設定で、高機能なオーディオレコーダーを入手できる。
  • オーディオインターフェース機能で、機材を最小限にポッドキャストや実況などができる。
手軽過ぎてすぐに動画にした。

メリット

以下、H4essentialの魅力となるメリット部分についてお伝えします。

010コーヒー
010コーヒー

魅力しかない、と言っても過言ではありません!

高音質録音(32bitフロート)

Zoom H4essentialの最大の強みは、32bitフロート録音に対応している点です。

従来の録音機では適切な入力レベルを設定しないと音割れやノイズのリスクがありましたが、32bitフロート録音ではその心配が不要。

音の大小を気にせず録音でき、後から編集で適切な音量に調整可能です。特に、環境音の録音や、予測できない音量の変化がある場面で威力を発揮します。

多機能性と使いやすさの両立

H4essentialは、内蔵マイクによる録音だけでなく、XLR/TRS端子を備えており、外部マイクや楽器を直接接続できます。

リハーサルやライブ録音、インタビュー、ポッドキャスト収録など、さまざまな用途に対応可能です。また、オーディオインターフェースとしてPCに接続できるため、宅録やオンライン配信にも活用できます。

録音機能が豊富でありながら、直感的に操作しやすいのも魅力です。

右側のジョグダイアルとRECボタンのみでほぼ完結する感じになるので、初心者でも迷わずに録音を開始できます。また、設定変更も容易で、必要な機能にすぐアクセスできるため、実用性が高いです。

優れたモバイル性

H4essentialはコンパクトかつ軽量な設計になっており、持ち運びに便利です。

フィールドレコーディングや外出先でのインタビューなど、移動しながらの録音にも適しています。

バッグに入れてもかさばらず、必要なときにサッと取り出せるのは大きな利点です。

手頃な価格

32bitフロート録音や多機能性を備えているにもかかわらず、H4essentialは比較的リーズナブルな価格で提供されています。

特に、エントリーグレードのH1essentialは1万3000円程度(25年2月現在)と、入門者でも手を出しやすい価格帯です。高音質録音を手軽に試したい人にとって、コストパフォーマンスの良い選択肢となります。

電池駆動とUSB給電の2つの電源が利用できる

単三電池2本で駆動できるほか、USB給電にも対応しているため、用途に応じた電源選択が可能です。

外出先では電池を使用し、長時間の録音ではモバイルバッテリーやPCから給電することで、バッテリー切れの心配を軽減できます。

モバイルバッテリーがあれば鬼に金棒

アプリを使えば本体を触らずに録音できる(ハンドリングノイズ低減)

専用アプリを使用すれば、本体を直接操作せずに録音を開始・停止できるため、ハンドリングノイズの発生を防げます。特に、環境音の録音や、マイクを固定したまま録音したい場合に便利です。

デメリット

スマホアプリでの操作の場合、別途機器(BTA-1)が必須

H4essentialをスマホアプリでリモート操作するには、Bluetoothアダプター「BTA-1」を別途購入する必要があります。標準でBluetoothが内蔵されていないため、スマホ操作を前提とする場合は追加コストがかかる点には注意が必要です。

筐体自体が多少大きいため、ハンドリングに気を遣う

H4essentialは軽量ではあるものの、ある程度の大きさがあるため、固定の方法は注意しましょう。

特に手持ち録音時にはハンドリングノイズが発生しやすくなります。

安定した音を録るには三脚やスタンドの利用は必須です。

おすすめユーザー層

  • 録音・配信初心者
  • ポッドキャスター
  • YouTuber
  • 映像クリエイター
  • 講演会やセミナーの録音
  • 楽器練習

総評

ZOOM H4essentialは、高音質録音多機能性使いやすさ、そして価格のバランスが取れた、非常におすすめのオーディオレコーダーです。

「音」の世界を広げたいと考えているなら、H4essentialはあなたの良きパートナーとなってくれるでしょう。

おすすめアクセサリ

最後に、H4essentialを使用するうえでおすすめのアクセサリをご紹介いたします。

当ブログがおすすめする順で記載します。

【重要&必須】micro SDカード

32bit float録音だと、ファイルサイズが大きくなりがちです。(単純計算で16bitの倍)

長時間録音したデータが破損していた…なんて悪夢を避けるためにも、信頼できるメーカーのものを。

【重要】モニター用イヤホン or ヘッドホン

ゲイン調整が不要なので、録音前に音量のチェックの必要性は薄まりましたので、録音したデータのチェックは重要です。

スピーカー内蔵とはいえ、やはり密閉型のヘッドホン、イヤホンは必須と言えます。

010ワークスペースは、このために先にゼンハイザーを買っていました。

【あると便利】ウィンドウスクリーン(WSU-1)

外で録音する際に必須!

2000円程度なので買えるなら絶対買った方が良いです。

ただ「予算が…」という方は、ウィンドウスクリーンを自作する方法も記事にしてありますので参考にどうぞ。

【必要な方は】Bluetoothアダプター(BTA-1)

アプリで遠隔操作したい方はこれが必要になります。

【意外に便利】マイクグリップ

単なるマイクグリップと侮るなかれ。

手持ち録音にも便利ですし、種々のマイクスタンドが利用できるようになります。

【あると便利】クランプ付きのアーム

デスクやスタジオで使う場合にあるとめちゃ便利。

【不要】専用ケース

めちゃくちゃ欲しいですが、その他のケースで代用できるので、純正にこだわりたいのでなければ不要かと。

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