DaVinci Resolveで効率的に長尺動画を10〜15分に編集!必須ショートカット&テクニックまとめ

DaVinci Resolveは無料でも非常に多機能で、ショートカットと編集のコツを押さえればスピーディに作業できます。

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動画編集をする際、ながーい素材を10〜15分程度にまとめる場合は作業効率が勝負。

この記事では、

  • 字幕(キャプション)を多用しつつ
  • 必要素材を挿入し
  • 余計な「えー」「まぁ」などの不要部分をカット

という編集に特化した効率アップのポイントショートカットを初心者にもわかりやすく解説します。

1. 編集前の準備:素材整理&タイムライン作成

素材の配置と整理

  • DaVinci Resolveは[メディアページ]で動画・画像素材を取り込みます。
  • 素材の並び替えや名前変更をしておくと後のタイムライン操作が楽です。

タイムラインの作成

  • 「ファイル」>「新規プロジェクト」で新規作成。
  • [編集ページ]に進み、動画素材をタイムラインにドロップしましょう。
一番下のバー、その一番左側。「メディア」と表示されるのでそこに素材を放り込んでいきましょう。

2. 不要なフレーズ(「えー」「まぁ」など)カットの基本ショートカット

編集の8割を占めるのが「不要部分カット」。ここで使う主なショートカットを紹介します。

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ここだけ見ればOK!

目的ショートカット(Windows)補足
プレイヘッドの前後でカット「カットツール(ブレード)」Bブレードツールに切り替え、カットしたいところをクリック
通常ツールに戻すA編集に戻る時はこれでツールを切替
再生 / 停止スペースキー / KKは停止のみ。
再生(加速)L押すほど再生速度が上がる
逆再生(加速)J押すほど再生速度が上がる
イン点、アウト点を打つI / O重要(後述)
マーカーを打つMマーカーはダブルクリックで名前と色を変えられる(便利!)
クリップの先頭に移動↑ / ↓↑キーで戻り、↓キーで進む
SHIFTキーを押しながらで次のマーカーへ移動する
スナップのオン/オフNスナップが要らないこともたまにある
1フレームずつ移動← →0.033秒単位で細かい位置調整に使える
選択して削除Backspaceカット後の不要部分は選択してDelete

3. キャプション(字幕)を付ける場合のコツ

字幕の追加方法(字幕トラックの作成)

  1. タイムラインの左端で右クリック → 「字幕トラックを追加」
  2. 新規字幕クリップを追加し、編集パネルにてテキスト入力
右クリックはタイムライン上じゃなくて「ビデオ1」とか「ビデオ2」とか表示されている枠内でしてね!

ショートカット・操作効率向上ポイント

  • 「イン点・アウト点」をショートカットで素早く設定すると便利。
  • 「I」キーでイン点、「O」キーでアウト点をセットし、選択範囲に字幕を挿入可能。

【用語解説,「イン点」「アウト点」
編集で「イン点」は始点、「アウト点」は終点のこと。動画を部分的に切り抜くための指定位置です。

4. 画像・動画素材の挿入

編集中に別素材を差し込む場合、

  • メディアプールからドラッグ&ドロップのほか、
  • 「B」キーでカットし、間を空けて素材挿入も簡単にできる
  • 画像のように「プレビュー画面」にドラッグ&ドロップすることで、「上書き」や「挿入」、「置き換え」も可能(便利!)

5. 編集効率を上げる便利な機能&Tips

①「Ripple Delete(リップルデリート)」で空白を自動で詰める

  • 不要なクリップを削除した際に、自動で空白(リップル)を埋める
  • Delete(Windows)キーで一発OK。
  • BackSpaceで削除すると空白が残るので、手動で詰める手間が省けます。

② タイムライン上での拡大縮小

  • 「Alt + マウスホイール」で拡大・縮小
  • タイムライン上方の「+/- のバー」でも調整できますが、いちいちクリックしてたら時間がない!
赤丸部分でも拡大/縮小できるけど、その数秒が惜しい!「Alt+マウスホイール」で!

6. 編集時にあると便利なおすすめツール(Amazonとか)

【ロジクール】MX Master 3 ワイヤレスマウス

カスタマイズ自在の多ボタン。頻繁な編集操作のショートカットを割り当てて作業効率UP。

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私はMx Anywhere 2Sを長年使っていますが、こっちに乗り換えたい!

【エルゴトロン】モニターアーム

デュアルモニターでタイムラインとプレビュー画面を同時表示。圧倒的に編集しやすくなる。(タイムラインが狭くなるとマジ大変!)

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見て!この解放感!

【LG】ワイドモニター (29WQ500-B 29インチ)

タイムラインは左右に無限に伸びるもの…広い方が明らかに作業効率が上がります!

【SanDisk】外付けSSD 1TB

動画編集の快適さを支える高速ストレージ。負荷の高い処理でもサクサク。

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デスクトップ派が多いと思っていましたが、昨今はラップトップでも動画編集バリバリできますしね!

【TourBox】左手デバイス

前述のショートカットをここに集約すれば、それはもう光の速さで編集できる(はず)。

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SpeedEditor狙っていましたが、左手の効率を上げるこっちの方がさらにスピードアップにつながるのでは、と感じ始めている…

まとめ

DaVinci Resolveで長い動画を10〜15分にまとめる際には、

  • ショートカットキーを活用し不要部分のカットを素早く行う
  • 字幕トラックを活用して一括編集
  • メディアプールで素材整理し、タイムライン挿入を効率化
  • リップルデリートやズーム操作で微調整を楽に
  • (デバイスを多機能なものにする!)

これらのコツを押さえれば、時間をかけずに高品質な動画編集が可能です。

今回紹介したショートカットや作業フローをぜひ試してみてください。

不明点や細かい解説が必要な部分はいつでもご質問ください!

【※補足】

専門用語や操作画面の日本語訳はDaVinci Resolveのバージョンにより多少異なることがあります。(実際結構バージョンごとに言葉とか違う)

最新の操作系統は公式マニュアルとか見た方がいいかも?

以上で、DaVinci Resolveでの効率的な動画編集テクニックまとめ記事の例となります。

皆さんの動画編集時間が無事に短縮され、それ以外の時間が増えることを切に願います!

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