Youtubeを5年続けてわかったこと【対策編】

映像コンテンツ
無為無策では難しい!

収益化の手段として、労力と効果がバランスしているかは、
【実感編】を参照していただくとして、

5年間やった人間の言うことだから、
100%間違い…なんてことはないはず!

今回はいかにしてそれらを収益化につなげるかを考えてみたい。

後発のアカウントは不利?

【実感編】でも触れたが、YouTubeの収益化は、

2011年に開始された、動画投稿者に対して広告収入を認める
「YouTubeパートナープログラム」 が根拠となっている。

これが曲者で、2017年、2018年と年を追うごとにその条件が厳しくなっているのである。(詳細は前記事参照)

「過激なコンテンツ」や「子供の安全に関するポリシー」などなど、今後も様々な規制やハードルが求められるでしょう。

その点からすると、やはり後発であることの不利があることは否めません。

ですがそんなことで悔やんでいても何も始まりません!

現に後発でありながら高収益化に結び付けているチャンネルも数多あります。

セカンドペンギンなる経済用語(?)もあるくらいです。

後発なりの手法が必ずあるはず!

ユーザー層を意識する

Kagoshimania.channelがアカウント開設してからしばらくして

「Youtubeのメインユーザーは若者、特に子供が圧倒的に多いから、そこにコミットしないと再生数伸びないよ」

と言われた事がある。

これは本当だろか?

画像は2016年のもの

Googleが2016年に行った調査によると、

  • 月に1回以上ネットを使う人が、
  • YouTubeを使った事があるか否か

というアンケートでは上記のような結果になったそうだ。

男女どちらも若年層の利用率が高く、15歳〜19歳に至っては9割近い。

さらに絞り込んで、YouTubeを週に1回以上使うユーザーはと言うと、

利用頻度が上がると、その年齢層も上がるようだ

今度は

20代〜30代前半の利用率が3割、

30代後半〜40代後半の利用が4割近くと、

年齢層が上がっている。(等間隔でないのが気になるが…)

つまり、

  • 10代はとりあえずみんなYouTubeを使ったことあるけど、
  • ヘビーユーザーは30代あたり、

と考えてよさそうだ。

つまりは前述の「子供向けに…云々」に話は正しくもあり、また不正確でもあるわけだ。

この年代が

  • なぜ
  • いつ
  • 何を探して
  • どれだけ

動画を見にきているのかを考えてコンテンツを作らなくては、
良い結果には結びつかないのではないだろうか。

海外でも通用するコンテンツ作り

やはり英語は必須か…

これはYouTubeに限らず、ネットコンテンツ全般に言えることだが、

英語圏に訴求できるコンテンツは強い。

なぜなら英語でコミュニケーションをとるユーザーの方が、

日本語のみでコミュニケーションするユーザーより圧倒的に数が多いからだ。

ではどうするか?

  • 英語で喋る
  • 英語字幕を付ける
  • 音声なし(音楽など)

……といったところだろうか?

上の二つは一朝一夕には難しいが、
音楽と映像だけの動画は何とかなりそうだ。

事実、そういった手法で着実に登録者数を伸ばしている
堅実なアカウントもいくつか見受けられる。

とりあえずYouTubeで登録者数を伸ばしたいのであれば、
一考に値する方法だと思う。

もちろんそういった搦め手を用いず、
己が信じた道を突き進む(トップレベルの人たちはそんな雰囲気がある気が…)のもまたひとつの戦略だろう。

こればかりは結果論かもしれない。

ほかのアカウントとコミュニケーションをとる

動画を通じたコミュニケーションがメインなのだから、
ある意味当たり前なのだが…

確実かつ、誠実な方法として、

ほかのアカウントの動画を見て、それにリアクションする、
というのが一番良いのかもしれない。

これは自分を振り返ってみるとよくわかるが、

自分の動画に好意的な意見をくれたり、
動画をアップするたびに見にきてくれる人には良い印象しかない。

人情として、そちらのチャンネルもなんだか応援したくなる。

逆もまた然りだろう。

短期間でメキメキと成長しているアカウントは、

こういったYouTube上での豊富なコミュニケーションが活発な良アカウントだと思う。

嘘だと思うなら、ぜひとも一度試してみていただきたい。

私たちもおろそかにしていたポイントだけに、ぜひその効果の程を伺いたい。

画質を上げる

多くの配信者は一眼レフを使っているらしいが…

不鮮明な動画より、高画質な動画の方がやはり見ていて気持ちが良い。

これが簡単なようで、実は難しい。

単に高画質なカメラを用意すればいい……とは限らない。

画面サイズであったり、アングルであったり、適切な編集・エンコードがなされているかなど、

映像のクオリティと一口に言っても、その内容は実に様々な要因が絡んでくる。

だが、そのどれかだけでもアップする努力をすれば、確実に動画のクオリティアップに貢献してくれるに違いない。

実地検証

参考例として、Kagoshimania.channelの動画で画質の良いものと悪いものを比較してみると……

・画質、音質ともに残念だった「フォートナイト実況動画」。

ios版のフォートナイト実況動画。
配信ソフトとの兼ね合いか、音声とか画質とかが残念なことに…

・編集や音声など、いろいろと頑張った「Minecraftシリーズ」。

カゴシマニアPONさん入魂のシリーズ
メキメキ上達する編集スキルを見よ!

比較してみると……

投稿本数
再生回数
フォートナイト実況8本29回
Minecraftシリーズ12本157回

(2019年4月時点)

動画1本あたりの再生回数が、

  • フォートナイト:3.6回
  • Minecraft:13回

と、実に3倍近い差がついてしまっている。

(分母が小さいとか言わないで)

内容やそもそもMinecrafが人気があるので、一概に正しいとは言えないが、
いちデータとしてここに残すことにする。

まとめ

【実感編】は主観的な内容に重点を置いて書いたが、今回の【対策編】はあくまで客観的データをもとに考察した。

「なんだか再生数が伸びないなぁ…」

とお悩みのそこのあなた。

問題は動画の内容よりも、アプローチの方にあるのかもしれません。

written by Tatsuya

※上記内容は、2019年4月現在でチャンネル登録者数80人、総再生回数1万回そこそこの弱小アカウントの管理人の個人的推測に基づく方策です。効果を保証するものではございません。

【追記】その半年後…

果たして弱小アカウントはどうなったのか?

この記事をアップした4月から約半年…

あれから毎月アナリティクスを分析する記事をアップしておりますので、

ぜひ参考にどうぞ。

生々しいYouTubeの実態がご覧いただけます(怖い)

コメント

  1. […] 以前の記事で対策をいくつか考えてみた。 […]

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