初のハードエフェクター ZOOM RFX-300レビュー

DTM

長年ソフトウェアオンリーで作曲してきましたが、

最近ハード、アナログ機材に注目しております。

タイミングとしてはMPC LIVEとか出た頃くらいから、

「やっぱデジタルオンリーより、アナログ、サンプリングっしょ」みたいなノリで。

初めてのアナログドラムマシンは

KORGさんの「VOLCA DRUM」でした。

こちらは機能説明アップデート方法の解説など、動画をいくつかアップしておりますので、お暇があればぜひご覧ください。

そのドラムマシンを生でDAWに取り込んでも良いのですが…

購入まで

こんな動画や

こんな動画を見るに

「ハード機材のエフェクター欲すぇ!」

となりました。

そんな脳みそを抱えて近場の〇-ドオフを物色していると出会ってしまいました。

※21年10月追記:動画撮りました。

ミキサーのセンドリターンに挟むと、かなり良き。シンセにリバーブかけるとタマリマセン。

ZOOM RFX-300

箱付の完品で確か3000円。

「買うなら空間系」とは決めていたのですが、

いかんせん全然知らないアイテムだった(ZOOMさん自体は親しみ深いです)めちゃくちゃ悩みました。

結局3日ほど冷却期間を置きましたが、価格的には妥当と判断し購入。

概観

筐体はプラスチックで、裏が鉄板。

思ったより軽い(300gくらい?)ので、ちょっと不安になります。

入出力端子

ライン入力とRCA入力はステレオで1系統ずつ。(同時にぶち込めるかは未検証)

同じくライン出力、RCA出力がステレオで1系統ずつでした。

「MIC/LINE」の切り替えスイッチがあるので、ダイナミックマイク直差しできる?(これも未検証、ていうかダイナミックマイク持ってない…)

エフェクトの種類

マニュアルには以下の記載があります。

サンプリング周波数44.1kHz、量子化ビット数18ビットの高品位な22種類のエフェクトタイプをプリセット。

ホール、ルーム、プレート、アンビエンスなどのリバーブ系エフェクト、ディレイ/モジュレーション系エフェクト、楽曲全体にかけて雰囲気を整えるミックスエフェクトを瞬時に呼び出し可能。

同梱のオペレーションマニュアルより

それらを、

  • INPUT/OUTPUTノブで入出力レベル
  • 左下のノブでエフェクト選択
  • 右下の二つのノブで主にディレイタイムとWET/DRY
  • 一番下に「Bypass」「バンクA/B」「TAP」ボタン

と、ほぼこれだけの少ないコントローラで調整します。

少ないのは結構なのですが、「音作り」をするようなタイプのエフェクターではないですね。

プリセットを選んで、それへのWET/DRYとディレイタイムでバランスを探す、という感じでした。

効果のほど

曲を作ってみた

文字では伝えられないので、まずは勢いに任せて一曲作ってみました。

音源 → RFX-300 → インターフェース → REASON(DAW)という流れで作りました。

心臓の鼓動のように聞こえるのがVolca Drumで、タライ・ジャブの唱和のような音がiPadからのModel15の音です。

空間的な広がり、というより、靄が掛かったような幻想感という感じでしょうか。

エフェクトの感じ

左下のノブに二つのエフェクトがアサインされており、それをバリエーションボタンで切り替えるので、

「今どのエフェクトが掛かっている」「次どのエフェクト」というのが目視で分かりにくいので、順番通りか不明ですが、

同じフレーズに、一応順番通りにエフェクトかけてみたのがこの音源です。

冒頭10秒くらいは100%ドライ。

そこからホール、ルーム、プレート、アンビエンスと続きます。

アンビエンスは効き過ぎな感じがあるので、ドラムマシン向きじゃないかもです。

ディレイも掛け過ぎるとうるさいですね(;’∀’)

そこからコーラスやフランジャー、フェイザーなどのモジュレーション系に。

案外モジュレーション系はアリな感じがしました。

そこから一巡して今度はシミュレーター系。

ロータリー、キャビネット、コンプレッサーなど。

結論

初めての空間系エフェクターなら問題ナシ。

ですが新品は出回っていないぽいので、中古になるかと思います。

そんなにガシガシ使うモノでもなく、また操作子も少ないので、そんなに粗悪品もないんじゃないかな?

相場は2000円台後半から3000円といったところなので、手が出しやすいと思います。

本当はこれが欲しかったシリーズ

今回は「とりあえずハード音源に空間系エフェクターを挟んだらどうなるか」という検証の意味合いが強かったです。

願わくばこんなエフェクターを使ってみたいなーと画策しております。

ZOOM MS-70CDR

海外の方とか結構使っているイメージ。液晶の動きが若干ゆっくりなのが気になるが…

Strymon blueSky

「コンパクトエフェクターとは思えない」とか「スタジオレヴェル!」とか、そこかしこで太鼓判を押されているエフェクター。

Strymon BigSky

bleuskyの上位モデル?nord leadにこれを挿した動画みてヨダレ流しそうになりました。

Strymon El Capistan

「テープエコー」も最近よく耳にします。YouTubeで音を聞くと、それはもう幻s(ry

Chase Bliss Audio blooper

正直いつか絶対買うと思っているエフェクター。

私の標榜しているアンビエントやドローンチックなサウンドに絶対マッチするはず!

まだの人はこのサイト見に行った方が良い!

Chase Bliss Audio MOOD

blooperが結構手に入りにくそうなので、こっちでも良いかなと思っているエフェクター。

アンビエント感が出ない訳がないエフェクト。

2022年9月追記「エフェクター自作してみた」

ついにエフェクターを自作しました。

嘆願「動画レビューします!」

上に並べたエフェクター群、全部3万円とか6万とかなんですよねー枯

どれも間違いのない商品のようなので、買って損はないのは分かっているのですが、如何せん資金源が…

欲しいものリストに入れて公開しておりますので、

誰か動画でレビューしてほしい方はぜひ!お恵みくださったら誠心誠意レビューします!

コメント

  1. […] 初のハードエフェクター ZOOM RFX-300レビュー […]

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