FrederickSum2001です。
前回に引き続き、REASONのID8インストゥルメントデバイスについて。
今回は「Elecrtic Piano」編です。
「REASON」の概要はこちらの記事をご覧ください。
Electric Piano サウンドテスト
ID8の2番目のカテゴリーには「Electric Piano」すなわちエレピサウンドが割り振られております。
- MarkⅡ
- Wurly
- Digital
- Clav
の順です。
このテストでは分りにくいかもですが、それぞれベロシティ―にもしっかり対応しております。
強弱の印象もハッキリしているので、エレピならではの表情付けも(クリエイターの腕次第ですが汗)可能です。
各音色検証
MarkⅡ
MarkⅡはやはり「Rhodes(ローズ)」でしょう。
ピアノと同じくハンマーで叩いて、しかもそれをエレキギターよろしくピックアップで拾って音を出すという、今考えれば恐ろしくレトロマンスな方式。
だがそれが独特のサウンドを確立したのは言うまでも無いでしょう。
往年のあの温かみのある音色の特徴が良く出ていますね。
私のように強く打鍵するよりは、やはり表情豊かに、囁くように弾くのが正解でしょうね(汗
優しく弾いた時の音の質感は、結構すごいと思います。
Wurly
Wurlyは 「Wurlitzer(ウーリッツァー)」でしょう。
MarkⅡより少し明るく、キラキラ感の増した印象でしょうか。
こちらも優しく弾いた際の籠もり感というか、包み込むような暖かみ感というか、
そういった優しさ表現が素敵なサウンドとなっております。
Digital
Digitalは、FM音源のピアノサウンド。
打って変わって電子的で、キンキンした、良くも悪くも旧き良きデジタルサウンド全盛期の音という感じが良く再現されているのではないでしょうか?
しかし、私の長年愛用しているYAMAHA「CS2X」よりもいい音出しているような…汗
勉強不足ですねー汗
CS2Xは全然FMシンセじゃないじゃん!
このサウンド…今のスマホネイティブにはどう聞こえるのだろうか?
Clav
Clavは言わずもがな 「clavinet(クラビネット)」。
これ、ワウの設定とかどうするんでしょうね?汗
まとめ
良いですねぇ~ツボを押さえたこのラインナップ。
ここで特筆すべきはやはりヴィンテージなサウンドの再現が素敵な
- MarkⅡ
- Wurly
の2種でしょう。
この優しく、包み込んでくれるようなサウンド・表情が、
あなたの作品をよりメロウな雰囲気に仕上げてくれることでしょう。
FrederickSum2001公式サイト
私事で恐縮ですが、公式サイトも設けました。
私のサウンドのようなダークかつゴージャスかつサイケな感じがイカす!
音源やジャケット写真・イラストも充実してきましたので、ぜひご覧ください。
商用音源は、オーディオストックさんの方でご購入いただけますので、
気になる方も気にならない方もぜひサンプルをお聞きいただければ幸いです。
それではまた次回!
written by FrederickSum2001
※こちらの記事は、過去にカゴシマニア公式ブログにアップされていたものを加筆・修正したものです。
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