5時間プレイ → エンディング達成
※ネタバレナシでご紹介します。
良い点
サウンドノベルやアドヴェンチャー、映画的な作品がお好きな方におすすめです。
…というかこんなに「心をかき乱される」作品も珍しい!!
冒頭のサブいやり取りから、完全に舐めており、初回プレイから実に3カ月ブランクが空きました。
ですが中盤からの急展開に、一気に引き込まれ、エンディングへ。
おそらく一本道のシナリオなので「ゲーム性が高い」とは言えませんが、
それを補って余りある「エンターテイメント性」の高さに諸手を挙げてオススメできます。
これからプレイされる方は、ぜひ冒頭の妙なギャグはガマンしていただいて、最後まで見届けてほしいです。
★グラフィック
良くも悪くもSFC後期くらいのドット主体のグラフィックがメインです。
ですが光の表現や、曇った雰囲気など、演出のレベルは高かったと感じました。
ローファイだから悪い訳ではない。むしろこのクオリティだからこそ(キャラの表情が限定されているからこそ)、感情移入、想像力の入る余地があったと感じます。
★BGM
特筆するものがあります!!!
ピアノや弦楽の透き通るような音色は、ストーリーとのマッチングもあり耳に残ります。
実況動画を撮りましたが、事あるごとに「綺麗だねー」と発言しておりました。
とある重要なテーマ曲も、「同じ曲であれだけ印象が変わるのか」と驚きました。
▼微妙な点
大きくは気になりませんでした。
が、あえて書くならやはり冒頭(というか全編を通じてあるはある)のサブいやり取り。
というか、ニール先生の発言がいちいち下劣なので、ここはもう少し柔らかくてもよかったのではと感じます。
なにせそこの食傷が祟って、初回プレイと2回目が3カ月も空いている訳で…
ただ、問題のニール先生が、途中からこれまで打って変わった行動をとるときは、ギャップがあるだけに心動かされるものがありましたので、一概に「悪い」とは言えない部分もあります。
まとめ
発売から時間が経っていますが、評価が高いのは知っており、「やろうやろう」と思って今日まで積みゲーとなっていました。
ですが「プレイしてよかった」と心から思いました。
人として、一歩成長できた気がします。
「一瞬一瞬が大切」、これは本当に名言だと思います。ゲームのメインテーマと合わせて考えると、一概に笑っていられません。
というところまで含めて、非常に示唆に富んだ良作だと断言いたします。
参考書籍など
点の光はすべて星
ずっとこの本の事が頭から離れませんでした。
「宇宙(そら)に思いを馳せる男」と言う点で。
ToThe Moon(スイッチ版)
良い時代になったものです。スイッチ版が出てました。
グラフィック的にパワーアップしている?事もさることながら、「日誌機能」など細かくバージョンアップされている模様。
ソファやベッドで転がりながらプレイしたい人はこちら。
参考動画
実況動画をアップしておりますので、お暇の方は参考にどうぞ。
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