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皆さんvolca drumやってますかー!
前回はvolca Drumにどういったオシレーターが搭載されているか、実際にひとつずつ聞きながら調べてみました。
オシレーターの種類は5種類ですが、実に様々な表情を見せてくれました。
それが6パート×2レイヤーもあるもんだから、「さーて、作るぞー!」と意気込んでもすぐに混乱して、ただノブを弄ってトリップするだけに何度なったことか…
今回はそんな私のために、目的を絞ってVolca Drumを使いこなしていこうと思います。
※注意!
本コンテンツに付随する音源のサンプリングは大歓迎です。
使われる時はコメントに一言いれていただき、使用したコンテンツにFrederickSum2001の名前をどこかに忍ばせていただけると幸いです。
ドラムの音色と役割
今更ですが私はドラムを叩いたことは数回しかありません。
ここでおさらい。「ドラム」とはなんぞや?
- キック:リズムを刻む。
- スネア:アクセントをつける。
- ハイハット:リズム、ノリ、ニュアンスを明確にする。
- タム:ビートに色をつけるための装飾的なポジション。通常フィルインで使う。
めちゃくちゃザックリ調べた感じ、こんな要素をまとめて「ドラム」と言ってよさそうです。
さて、それをこのVolca Drumで目指すとなると…
バスドラムのオシレーターとして使いやすいものは
ここではまず既存の音の波形に、Volca Drumを近づけていくアプローチを探ってみます。
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前回バスドラムの波形を見た際に、画像の様な感じになっていました。
バスドラムの波形はどちらかというと「サイン波」っぽい?
ということで、Volcaを使ってバスドラムの波形に近づけていきます。
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とりあえずレイヤー1にサイン波、そしてレイヤー2で味付けというアプローチ。

散々さまよった挙句、以下のような感じで落ち着きました。
レイヤー1「サイン波」
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- SRC:サイン波
- MOD:ライズフォール
- EG:エクスポネンシャル
- Amount:13
- RATE:10
- PITCH:0
- ATK:1
- RELEASE:150
レイヤー2「ノイズ」

- SRC:バンドパスフィルターノイズ
- MOD:ランダム
- EG:エクスポネンシャル
- Amount:75
- RATE:255
- PITCH:0
- ATK:70
- RELEASE:100
ふたつを合わせた結果がこちら
どちらもLevelを255(MAX)にして、鳴らしてみました。
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四つ打ちで鳴らしみた。
太さ的なものは出ている気がしますけど、これ単体だと何とも言えない感じがします。
なのでそのほかのドラムやベースと一緒に鳴らしてみました。
…ま、まぁ「バスドラムが鳴っている」のは分かるから、当初の目的は達成かな。
先人たちの知恵を借りる
こういうのは自分で試行錯誤してこそ楽しいんでしょうけど、
せっかく色々なVolcaジャンキー先輩達がいるのだから、彼らの知識も借りてみます。
Tony Horganさん
YouTubeにてVolcaシリーズの解説やらをたくさん上げてくれているTony Horganさん。
この方の動画は丁寧に作られていて、めちゃ見やすいです。
Acoustic Kick Drum
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バスドラムの鳴り方の仕組みまで解説してくれていて、大変勉強になります。
このシート通りにセッティングして鳴らした音色がこちら。
すげー!本当にアコースティックな感じ感じる!
「メインはサイン波」とは氏も仰っているので、私の目論見もあながち間違いではなくて安心。
A1 Drum

この音色はTony氏のお気に入りで、以下の理由で「A1ドラム」とのこと。
- アップデートで対応した「ピッチクオンタイズ機能」でキーをA1にした
- お気に入りなので、ファイル名で最初にリストアップされるようにした
サイン波を2重に重ねたことで、タイトでパワフルといった印象の音色です。
私もこれ気に入りました。
氏の即席のベースラインも素敵。
これのリリースタイムを長くすることで、ロングなドラムも作れるようです。
ベースと合わせて
Toby氏の動画の中で、他にも色々なレシピが公開されていますが、そのなかの「Techno Double Kick」を使わせていただき、ベースと合わせてみました。
ひとつのハードウェアで、ここまで豊かな表現ができる、「Volca Drum」の懐の深さに改めて脱帽。
しかし、ゼロから狙った音色を作るのは結構手間だという事も分かりましたので、
今回のようにどなたかの作例を参考に、そこにアレンジを加える方が手間がかからないかと思います。
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最近Kastleゲットしたので、Volca Modular熱が発熱中…
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次回はスネアかな?
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