volca drumのオシレーター分析

DTM
010コーヒー
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皆さんvolca drumやってますかー!

そのピーキーな性能から、volca noiseなんて言われて使う人を選ぶ感が強いvolca drumですが、

私もなんだか持て余し気味です。

でもでもその魅力は発売から3年経った今も色褪せない!

今回はこの強力なドラムマシンのオシレーターとその周辺について調べてみました。

オシレーター部

volca drumのオシレーターには全部で5種類の波形が搭載されています。

  • サイン波
  • ノコギリ波
  • ハイパス・フィルター・ノイズ
  • ローパス・フィルター・ノイズ
  • バンドパス・フィルター・ノイズ

LCDディスプレイ上は3個に見えますが、ノイズが3種類あるので、全部で5種類な訳ですね。

これらにそれぞれMOD(ピッチ・モジュレーター)、EG(アンプ・エンペローブ・ジェネレーター)が設定できます。

また、シンプルに見たいので、「WAVE GUIDE」は今回は使用しません=SENDがゼロ。

それぞれオシロスコープにて波形を見てみましょう。

サイン波

  • SRC:サイン波
  • MOD:ライズ・フォール
  • EG:リニア・アタックリリース
  • Amount:0
  • Rate:0
  • Pitch:23
  • ATK:0
  • Release:130

なんとなくキックっぽく作りました。

ちなみに参考までにReasonのドラムマシン「Redrum」のバスドラムの波形はこんな感じ。(ファイル名は「BD1 1 BSH – L」)

ノコギリ波

  • SRC:ノコギリ波
  • MOD:オシレーター
  • EG:エクスポネンシャル・アタックリリース
  • Amount:54
  • Rate:0
  • Pitch:27
  • ATK:1
  • Release:130

こちらも何となくドラムっぽく。先ほどよりも少し硬質な感じになったかな。

波形を見ていてなんとなくベースっぽいなーとも思ったので、数値を少し弄ってみました。

  • SRC:ノコギリ波
  • MOD:オシレーター
  • EG:エクスポネンシャル・アタックリリース
  • Amount:20
  • Rate:73
  • Pitch:16
  • ATK:76
  • Release:255

volca drumはその性質上、ひとつの音を長く鳴らすのは苦手なので、ベースシーケンサーのように使うには工夫が必要ですが、アップデートでピッチクオンタイズ機能が付与されたので、頑張れば行ける…?

ハイパス・フィルター・ノイズ

この辺からあんまり聞かない波形の名前になりますね。

  • SRC:ハイパス・フィルター・ノイズ
  • MOD:ライズフォール
  • EG:リニア・アタックリリース
  • Amount:46
  • Rate:81
  • Pitch:1
  • ATK:86
  • Release:121

これまでのキックっぽい感じから一転、金物系の音になりました。

アタックとリリースを調整すれば、ハイハットのオープンやクローズも作れそうです。

ローパス・フィルター・ノイズ

  • SRC:ローパス・フィルター・ノイズ
  • MOD:ランダム
  • EG:マルチ・ピーク・アタックリリース
  • Amount:98
  • Rate:255
  • Pitch:1
  • ATK:112
  • Release:129

急にノイズ感でてきましたが、これはおそらくMODの「ランダム」が効いています。

ローもハイも、その名の通りフィルターのように本体のAMOUNTノブでフィルターの開き具合を変えられます。

バンドパス・ノイズ・フィルター

  • SRC:バンドパス・フィルター・ノイズ
  • MOD:オシレーター
  • EG:エクスポネンシャル・アタックリリース
  • Amount:87
  • Rate:191
  • Pitch:1
  • ATK:105
  • Release:160

このバンドパスノイズが一番変化が大きいように感じました。色々な音色を作れそうですが、LCDディスプレイだけだと難しいかも…

ピッチ・モジュレーター部

波形はその音を決める重要な要素ですが、音程の変化も影響が大きいようで、

各レイヤーのオシレーターごとにピッチ・モジュレーターを選択できます。

種類は3つ。

  • ライズーフォール
  • オシレーター
  • ランダム

ここではノコギリ波の波形と、ピッチ・モジュレーター以外は値を統一して、その差を見てみます。

  • SRC:ノコギリ波
  • EG:リニア・アタックーリリース
  • Amount:100
  • Rate:82
  • Pitch:1
  • ATK:149
  • Release:120

ライズーフォール

オシレーター

ランダム

波形は同じでも、ここまで変化します。

このあたりが、「volca noise」言われている所以かもしれませんね。

適当にノブを弄っているだけではなかなか目的の音にたどり着けなくなりそう。

その分、柔軟な音を作り上げることができるのでしょう。

アンプ・エンベロープ・ジェネレーター部

音量変化をつかさどる部分で、3つあります。

  • リニア・アタックーリリース
  • エクスポネンシャル・アタックーリリース
  • マルチ・ピーク・アタックーリリース

ここでは以下の条件で比較します。

  • SRC:ノコギリ波
  • MOD:オシレーター
  • Amount:100
  • Rate:82
  • Pitch:1
  • ATK:149
  • Release:120

リニア・アタックーリリース

これはピッチ・モジュレーター部の「オシレーター」と同じなので上記をご覧ください。

エクスポネンシャル・アタックーリリース

エクスポネンシャルはじめて聴くわい。と思って調べたら、「指数関数的」という意味らしい。リニアが直線的なのに対して、という感じだろうか。

緩やかに上がって下がるという感じ。

アタック、リリースを伸ばすのとはまた違うのだろうか?

試しにアタックリリースを弄ってみた。

ATK=0だとどちらも変わらないが、

それ以外の値だと、リニアの場合は値によっては前後の音とくっついてしまうが、

エクスポネンシャルだとある程度アタックリリースの値が反映されて、音が離れる、とでも言おうか。

音と音を個別に鳴らしたい感じだとすれば、こちらを選択した方が良いかもしれない。

マルチ・ピーク・アタックーリリース

波形とその名前の通り、ピークが複数あります。

ドラムの音色でこういう音があったっけ…?

まとめ

普段何気なしに触って満足してしまっていましたが、

あらためて波形を見たり、各項目を数字で確認したりすることで、

それぞれの特徴を掴めたように感じました。

次はvolca drumの売りでもある「wave guide」について調べられたらと思います。

PONさん
PONさん

FM2も出て、もっとvolcaが盛り上がると良いですねー!

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