「ファンタスティックワールド」補足編

おやっとさー!

カゴシマニアのFOOLです。

みなさんはカゴシマニアの動画(という名のラブ)はご覧いただけましたでしょうか?

今回は前回のブログで紹介しきれなかった部分を補足したいと思います。

「なんのこっちゃ?」という方は併せてこちらもお読みいただけると幸いです。

3度じゃ足りない。

「この世界の片隅に」片渕須直監督も共鳴!

これは動画で言い忘れた(ヲイ)のですが、

「この世界の片隅に」の監督・片渕須直氏も

「ひらのさんのアートの力は、現実から遠い彼方を目差しながら、決して大地に触れた足を離さない。」


本書 寄稿文より引用

とのコメントを寄せてらっしゃいます。

監督の「この世界の…」も、FOOLはかなり衝撃を受けた作品。

しかも片渕監督の経歴を拝見すると、

  • アニメ「名探偵ホームズ」で脚本(しかも「青い紅玉」や「海底の財宝」などFOOLの好きな話の!)
  • エースコンバット(shattered skiesも!)でも脚本!
  • STUDIO 4℃、マッドハウス、MAPPA(どろろすごい!)など、名だたるアニメスタジオを歴任

…などなど、凄いのは当然としてFOOL好みの作品に多く携わってらっしゃいました!

読んでて楽しい訳だなこれは。

Amazon限定版とかあんのか?!

椹木 野衣 氏 寄稿文同封!

この「ファンタスティックワールド 第1巻」には、小さな冊子が同封されています。

熟読しすぎてちょっと汚してしまいまいた(;’∀’)

椹木 野衣さんという美術批評家の方で、 戦後の日本の芸術を考察されている方だそうです。

FOOLは存じ上げなかったので、ネットで軽く調べてみると、どうやら戦後の日本の芸術(そして戦後日本の歴史)に対して非常に危機感を持ってらっしゃる方の様です。

椹木さんの著書読むの怖い…(;’∀’)

冊子の内容

もちろん全部は紹介できませんが、一部抜粋するなら。

僕らが目撃しているのは、「作品」というよりも、むしろひらのの脳の内部=地球の空洞で起きている、作者さえ行方の知れぬ現実化の運動そのものなのだから。

特別寄稿文より引用

FOOLが感じた「愛、または人間の持つポジティブな何か」という印象とはまたちょっと違う?いやむしろ同じ?

デヴィッド・リンゼイ著『アルクトゥールスへの旅』との比較で、

このファンタスティックワールドがもつジャンルレスな展開を説明してくれています。

た…高い…(;´Д`)

参考資料も公開されてます!

この初版封入特典たる冊子には、実際にひらのりょう氏が参考にした典拠・資料が列挙されています。

全部はアレですが、気になったものを一部。

『地球空洞説』 レイモンド・バーナード

言ってる割にめちゃ宇宙船が描かれているけんども(;’∀’)

『遺体鑑定 ‐歯が語り掛けてくる』

人体を構成する要素で、「歯」というのは群を抜いて頑丈・持続性に優れているそうです。(シラナカッタ)

「歯ちゃん」の生まれた背景に、こういう学術的なバックボーンがあったなんて…

レビューを見ると、医療関係者でなくてもわかりやすいエピソード形式で書かれているそうなので、ちょっと読んでみたい。

『地底旅行』 ジュール・ヴェルヌ

ヴェルヌさんの「海底二万里」は「不思議の海のナディア」の影響で読んだことがあるのですが、氏は海底だけでは飽き足らず地底も旅行していたのですね(;’∀’)

この岩波文庫版はエドゥアール・リウーというフランスの画家の銅版画が挿入されているそうなので、雰囲気重視する方はこちらがおすすめです。

『地球内部を旅した男―オラフ・ヤンセンのシャンバラ・レポート』ウィリス・ジョージ・エマーソン

チャプター2で、ある親子が海で遭難した末にたどり着いた先は不思議な世界が…

という件があるのですが、まさかこの話に原典があったとは…

物語づくりに資料が必要なのだと思い知らされました。

『アートスピリット』-ロバート・ヘンライ

最後の本は勝手ながらカゴシマニアの座右の書から。

動画でもFOOLさんが言っている「理論なぞ置いておいて、まず作ろう生み出そう!(意訳)」という文言に代表されるように、クリエイターの背中をドンと押してくれる名言の数々が納められた名著いやバイブル。

創作のそばに。

まとめ

作品や作者について知るほどに、

様々な思想やアイディアやパッションが入り乱れ、

ミックスジュースのように混然一体となってこの世に「生まれる」。

そんなクリエイティブのもつ可能性の凄さをあらためて感じさせてもらいました。

読んだ人はこうなります(一例)

動画でも喋っておりますのでこちらもぜひ。

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