『ラッセル・シモンズの成功哲学―ヒップホップ精神で成功を引き寄せる12の法則』を読んで【感想】

Entrepreneurship
010コーヒー
010コーヒー

ヒップホップ好きとしては、やはりゲットマネーしたい!…そんな浅い考えで購入しましたが、

これは各々の人生における「大切なこと」を想起させる良著でした!

PONさん
PONさん

この本は、経済的な成功の前に、「自分の人生」をいかに大切に生きるかを説いていますね。

AIさん
AIさん

前回同様、最後に私の感想も載せておきます。

簡単な説明

Def Jam recordingsを立ち上げた、泣く子も黙るヒップホップビジネスパーソン、ラッセル・シモンズ氏の「人生において成功するための思考」が網羅されたバイブル。

グーグルで検索するとセクハラ醜聞がどうしても目立ってしまう氏だが、そこは切り離して彼の独特の思考・精神性を学ぶには最適の本。

単なる小手先のスキルではなく、私たちそれぞれの「人生における成功とはなにか」を考えさせてくれる。

読んだ印象

ここには「金持ちになるにはこうすればよい」といった安っぽいハスリング・スキルはひとつも書かれていない

あるのはヨガ的、生善説的な「精神の置き所」についての指南だ。苦手な人にはイマイチ響かないことも、氏は承知の上で書いているように見える。

ただ、曲がりなりにもヒップホップの黄金期を支えたレーベルやファッションブランドの仕掛け人の思考だ。

聞いておいて損はない。

誰かの評価や目先の金銭の誘惑に耐えつつ、何よりも「自分自身を信じ、その声に耳を傾け、それに愚直に邁進する事」とその喜びについて、ひたすらに語ってくれる。

こういう方におススメ

今の自分の行動にどうも自信が持てない、そんな方には一読をお勧めする

その際、ラッセル・シモンズの醜聞の事がどうにも頭をよぎるかもしれないが、その事は一度忘れて、彼の言葉の本質に目を向けよう

無責任な誰かの批評・誹謗中傷から、あなた自信を救い出し、明るい未来に向かって歩む力が、内から湧いてくることを感じられるはずだ。

気になった(付箋をした)箇所

レーベルは気にもしていなかったが、カーティスの顔が載ればアーティストとしての知名度も上がっていくとロブは考えていた。しかも特別なオーラを作るため“キング・オブ・ラップ”というニックネームまでつけた。

p.159 法則6 信頼できる仲間を集める より

菜食主義の詳しい医学的説明のほしい人は、ジョン・ロビンズの『Food Revolution』(私はこの本を読んで食生活についての考え方が大きく変わった)やゲイリー・ナルの『Get Healthy Now』をぜひ読んでみてほしい。

p.215 法則8 良い種をまけ より

与えるという点で大きな影響を受けた人物がもう一人いる。U2のボノだ。前にも書いたが、彼の参加したLive8に協力できたことを本当に誇りに思っている。彼の社会活動にはいつも敬意を表するが、中でも友人のボビー・シュライヴァーとボノが作った“レッド”というブランドの発想が素晴らしい。

p237 法則9 与えなければ、得られない

自分の信じる宗教だけが正しいという考えを否定しているんじゃない。間違っていると言っているんだ。思い出してほしい。イエス・キリストはキリスト教徒ではなかったし、ムハンマドもイスラム教徒ではなかった。

p.269 法則10 心は広く、変化を恐れるな

50セントであろうと、スヌープ・ドッグであろうと、NWAであろうと、ラジオで流さない方がいい曲なんて一つもない。もし一部の人間が不快に感じる曲があるとしたら、それはその曲が不快な現状や真実をありのままに訴えているからだ。

p.300 法則12 権力に屈せず、真実を語れ

真実を効果的に訴えるためには、まず権力者の言い分を聞くべきなのだ。彼らの言い分や視点がわかれば、自分たちはもっと説得力のある主張をすることができる。

p.305 法則12 権力に屈せず、真実を語れ

AIさんの要約

AIさん
AIさん

前回同様、私なりの感想、まとめを記載しておきます。 by Copilot

ラッセル・シモンズの著書「ヒップホップ精神で成功を引き寄せる12の法則」は、彼の実体験に基づいた成功哲学を紹介しています。ヒップホップ界の重鎮として知られるシモンズは、音楽業界での成功だけでなく、ビジネスや社会活動においても大きな影響力を持っています。

この本では、夢を追い続ける重要性、自分自身を持ち続けること、精神的なクリアさを求めること、そして行動を起こすことの大切さなど、成功に至るための具体的な法則が語られています。また、ヨガや瞑想を通じて心を整えることの重要性や、信頼できる仲間を集めることの価値についても触れられています。

読者は、シモンズの言葉から、成功するためのヒントやインスピレーションを得ることができるでしょう。特に、ヒップホップ文化に興味がある人にとっては、その背景や成り立ちを知る上で貴重な一冊となる可能性があります。

全体的に、この本はヒップホップ文化を通じて、成功への道を切り開くための実践的なアドバイスを提供しており、多くの読者にとって刺激的で価値ある内容となっています。

他にレビューした本たち

「営業力」ではない点に注意。
現実が、映画よりフィクションに感じる現代人へ。

コメント

Verified by MonsterInsights
タイトルとURLをコピーしました